米倉涼子のおすすめドラマは?各作品で完璧な女を演じる、魅力あふれる大女優の代表作は?

2017年秋ドラマで5シーズン目となる「ドクターX」。

ヒロインをつとめる米倉涼子さんは美形であり、手術にはいままで一度も失敗したことがない女医役です。

思えば、こういった完璧で魅力あふれる役を演じることが多いような気がします。

そこで今回は米倉涼子さんの代表作を振り返ってみます。

悪女を演じきった、米倉版「黒革の手帖」

米倉涼子1

引用:https://www.google.co.jp/url?sa=i&rct=j&q=&esrc=s&source=images&cd=&cad=rja&uact=8&ved=0ahUKEwj9-KGf3q7WAhVCG5QKHcuQCFYQjB0IBg&url=http%3A%2F%2Fdrama-suki.com%2Fkurokawanotecho-yonekura&psig=AFQjCNFGI_S0MXjS1MiY_6crvMpTkXz3zg&ust=1505824108260537

2017年秋ドラマで放映された、松本清張さん原作の「黒革の手帖」。

しかし、この2017年版は武井咲さんがヒロインの原口元子を演じていました。

2人にとってこの「黒革の手帖」が代表作になっているのは間違いないと思います。

ただ「黒革の手帖」というと米倉涼子さんのイメージが強いという人が多いようです。

30歳を目の前にこのドラマを演じた米倉涼子は女優としてもう一段、成長したい頃でした。そして、いままでにない悪女を体当たりで演じていました。

その迫真の演技、そして騙し合いをどう切り抜けていくかの頭脳戦にもしっかりと戦い抜く様子は多くの人からの共感を得ることになりました。

最高視聴率は17.7%と大ヒットをしました。

あまりにも好調だったために、銀座を追われた元子が復活する様子を描いたスペシャルドラマが制作されました。

また、松本清張+米倉涼子の3部作ということで「けものみち」、「わるいやつら」が制作されています。

こういったことは珍しく、原口元子が米倉涼子さんにハマっていたのかがよくわかります。

当時2話目が野球中継の延長で翌週にドラマ放送が順延された時には視聴者からのクレームの電話が殺到したそうです。

まだ1話しか放送していないのに、こういった状況が起こったというのはすごいことですね。

失敗しない女医が大活躍!ドクターX

米倉涼子2

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「わたし、失敗しないので」のセリフで人気の「ドクターX ~外科医・大門未知子」。

2012年に第1シリーズが放送されてこの秋で第5シリーズに突入します。

2016年にはスペシャル版が制作されているので人気の高さがうかがえますね。

フリーランスであり、外科の女医という珍しい設定ですが、米倉涼子さんは見事に演じきっています。

外科手術のシーンではメスを持ったりするのにも一切動じず、完璧な様子。

手順も間違えずに緊張するシーンのはずですが、大門未知子だけでなく米倉涼子さんも「失敗しない」んですね。

年俸1,200万で8時から17時が労働時間。

残業代は1時間につき3万円という条件は破格すぎて驚いてしまいます。

そのスキルはもちろん、軍医と船医という特殊な経験が彼女の判断の速さに影響を与えているのでしょう。

しかも外科医の他に獣医師としての免許も持っているというからすごいです。

麻酔科医の城之内(演:内田有紀さん)とは名コンビ。

第1シリーズからミスなく大門の手術をサポートしてきましたが、第4期では手術中の腰痛がもとで失敗をしてしまい、そのことが原因で大門を裏切ることになります。

このエピソードはファンの間でも評価の高いものとなっています。

この秋の第5シリーズ、大門が籍を置く、大学病院でどう立ち振る舞っていくのかが楽しみです。

リメイク版ドラマで見せたラブコメ女優

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「黒革の手帖」が大ヒットした2004年。

その冬ドラマとして主演した「奥様は魔女」でラブコメに挑戦しています。

「奥様は魔女」といえば昔、アメリカで大ヒットした同名ドラマなんですよね。

これを日本流にリメイクしたドラマで人気もあり、視聴率9%後半から13%台というスマッシュヒットを果たしました。

ヒロインの松井ありさは人間界に興味を持った魔女。

松井譲二という人間に恋をしてしまい、ありさは結婚することになります。

「魔法を使わない」と譲二と約束しますが、なかなかそれを守り続けることができません。

小さいことですが魔法を使うことで騒動を起してしまいます。

その騒動を起こすきっかけや譲二が取り繕ったりする様子がみていて面白かったですね。

たまにありさの親や親類が魔界からやってきては大騒動を起したり、ありさの身を案じるばかりに心配が別の事件を起こすなど。

アメリカの原作ドラマ同様にラブコメ要素が強い作品でした。

この時の夫役をつとめた、ネプチューンの原田泰造さんとはいまでも親交があるようです。

真面目そうに見える米倉涼子さんですが、実はお笑い好きということもその理由かもしれませんね。

米倉涼子さんのドラマ出演歴ではちょっと珍しい役でした。

また、共演者が今考えると豪華すぎます。

吉行和子さん、夏木マリさん、津川雅彦さん。

岸田今日子さんや竹中直人さんに冨士眞奈美さんなどなど。

こういった豪華メンバーな中での主演ですから、相当鍛えられたと思います。

ある意味、このラブコメの経験が後の大女優へのキーポイントになったかもしれません。

タフな交渉が見どころの「交渉人~THE NEGOTIATOR~」

米倉涼子4

引用:https://www.google.co.jp/url?sa=i&rct=j&q=&esrc=s&source=images&cd=&cad=rja&uact=8&ved=0ahUKEwiDmqKC367WAhUKurwKHUg8DSMQjhwIBQ&url=http%3A%2F%2Fticket-news.pia.jp%2Fpia%2Fnews.do%3FnewsCd%3D200907220010&psig=AFQjCNEgWjjsHNgoTbnmRVz5hI6dC2RajQ&ust=1505824350506217

「黒革の手帖」、「ドクターX」と並んで個人的に印象深かったのがこの「交渉人」です。

エリート中のエリート、そして犯人の心理や現場の状況を把握しながらタフな交渉をしていかなかればならない警視庁のSIT。

交渉が決裂すれば即座に突入し、犠牲者を限りなく0にしなければなりません。

そのヒロインである宇佐木玲子を米倉涼子さんは演じていました。

米倉涼子さんにとって初めての刑事役の出演&初主演でした。

役作りのためにそれまでトレードマークとしてたロングヘアをボブカットにして役に挑みました。

黒革の手帖の制作スタッフがほとんどを占めていたため、雰囲気は良かったそうです。

雰囲気が良かっただけなく現場での演出について意見交換をしながら進めていたと聞きます。

ただのエリートではなく、過去に心に傷を負った女性警察官というキャラクターも後に続編が作られた要因だと思います。

第1シリーズ後にスペシャル版が放送され、映画化になったほど。

第2シリーズの放送前にもスペシャル版が制作されるなどこの「交渉人」も確実に米倉涼子さんの代表作となっています。

2009年の第2シリーズ以降、続編のニュースはありませんがどういった形であれ期待してしまいます。

米倉涼子のデビューのきっかけは?

引用:https://www.google.co.jp/url?sa=i&rct=j&q=&esrc=s&source=images&cd=&cad=rja&uact=8&ved=0ahUKEwjxlIOW367WAhWKa7wKHYKkAwMQjB0IBg&url=https%3A%2F%2Fpinky-media.jp%2FI0009028&psig=AFQjCNHgz1V1mLp40wXX9jl67lufBipxnQ&ust=1505824395560376

横浜で育った、米倉涼子さんは小さい頃からクラッシックバレエを習っていました。

5歳から20歳になるまでの約15年間、クラッシックバレエ一筋だったとのこと。

この間に神田うのさんとも一緒のバレエ教室でレッスンを受けていたこともあるそうです。

デビューのきっかけは「第6回全日本国民的美少女コンテスト」に出場したこと。

友達が応募してくれ、本戦では審査員特別賞を受賞しモデルとしてデビューしました。

「CanCam」への掲載でファッションモデルとして注目されるようになりました。

モデルとして順調に仕事を増やしていたのですが、「女優宣言」をしました。

トレンディードラマを中心に出演していましたが、共演した真田広之さんの影響を受けて「もっと芝居が好きになりたい!」と思うようになりました。

マルチに活躍する大女優に

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引用:https://www.google.co.jp/url?sa=i&rct=j&q=&esrc=s&source=images&cd=&cad=rja&uact=8&ved=0ahUKEwjy_KOq367WAhXBy7wKHbhFDIkQjB0IBg&url=https%3A%2F%2Fwoman.infoseek.co.jp%2Fnews%2Fentertainment%2Foricon_2095025&psig=AFQjCNHgz1V1mLp40wXX9jl67lufBipxnQ&ust=1505824395560376

その後、黒革の手帖の出演でブレイクするのですが、もともとは米倉涼子さんがヒロインを演じる予定ではなかったようです。

制作側のオファーもあり、見事に原口元子を演じドラマは大ヒット。

その後、上演された舞台版も米倉さんが演じることでその後のブロードウェイへの進出にも繋がります。

まさにこの「黒革の手帖」がその後の人生を変えたといっても過言ではないでしょう。

ますます、2017秋ドラマの「ドクターX~外科医・大門未知子」が楽しみです。