「今夜、ロマンス劇場で」ロケ地紹介!撮影場所&キャスト紹介

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「今夜、ロマンス劇場で」ロケ地紹介!撮影場所&キャスト紹介:あらすじ

映画監督を志す青年、牧野健司は、通い慣れた映画館のロマンス座で、好きな映画、「お転婆姫と三獣士」を見ることが唯一の安らぎでした。

ところが、映画収集家が映画を買い取ると言い出し、健司は最後の上映を見る機会を逃してしまいます。

そんなある日、突然の落雷で、真っ暗になった館内・・・、健司は何かの気配を感じ、停電から復旧した劇場内で、なんと、映画の中でしか見れなかった、美雪が抜け出てきた姿を見て呆然とします。
カラフルな現実の世界に抜け出た美雪は、最初こそ、健司に対し、”お姫様”らしい、我が儘な態度ばかり取り、彼を手こずらせますが、次第に惹かれ合っていきます。
しかし、彼女は”触れたら消えてしまう”という絶対に守らなくてはならない哀しき掟がありました。

2人がこの掟を守り通し、真実(ほんとう)の愛を貫き通せるのかが見どころです。

白と黒しかない世界に”生きる”お姫様、美雪は、2次元のアニメのように「存在してくれたらいいなぁ」という健司の願望が生み出した仮想現実なのか?とも思わせますが、実際に、健司と深く関わっていくキーパーソンになります。

手に届かない存在だったはずの美雪が、落雷によって、現実世界へ飛び出し、普通に会話も出来てしまいます。

彼女と出会ってから、世間知らずで、”カラーの今”を知らない美雪を守るようにして、不思議な二人暮らしを始めた健司。

いつまでも若くいられず、年を重ねていく健司に美雪の選択肢は如何に・・・?

彼との時間を継続できるのでしょうか?それとも、ちょっとしたきっかけで触れてしまい、お互いに早い別れがきてしまうのか・・・?結末は分かりませんが、出逢うなんて在り得ないと思っていた恋が実現する、昭和の映画のような懐かしさと切なさ、壮大な愛が生み出す奇跡は・・・。

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「今夜、ロマンス劇場で」ロケ地紹介!撮影場所&キャスト紹介:キャストは?

坂口健太郎(牧野健司)

美雪(綾瀬はるか)

成瀬塔子(本田翼)
俊藤龍之介(北村一輝)
山中伸太郎(中尾明慶)
吉川天音(石橋杏奈)

本多正(柄本明)
謎の老人(加藤剛)

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「今夜、ロマンス劇場で」ロケ地紹介!撮影場所&キャスト紹介:ロケ地

1、旧足利東映プラザ

物語のメインとなる、昭和レトロなこの映画館は、旧足利東映プラザです。

閉館した栃木県足利市にある映画館で、1997年から99年まで営業していました。

また、この場所は、「アズミハルコは行方不明」のロケ地にも使われていたともいわれています。

「今夜ロマンス劇場で」のために敢えてロケ地として改装されましたが、現在はレストランやイベント会場として活かされています。

如何にも、健司と美雪の恋物語が始まりそうなどこか懐かしい雰囲気のある建物が特徴的ですよね。

とても有名なスポットで、第3回あしかが映像まつりにて、「今夜ロマンス劇場で」のロケ地ツアー時に紹介されたこともあり、確実な場所だということがわかりました。

2、あしかがフラワーパーク

こんな枝垂れ藤の下でデートって素敵ですよね。

あしかがフラワーパークというこのスポットは、栃木県足利市福居町に存在します。

デート以外にも、「今夜ロマンス劇場で」の名所として認知されるようになってから、InstagramなどのSNS映えの”聖地”として話題になりました。

赤煉瓦工場 トチセン

国の登録有形文化財でもあり、健司の勤務先の撮影所として使われたそうです。

この特徴的な赤レンガを背景にしたシーンが映されたそうですが、どんなシーンだったかは、ネタバレになるといけないので割愛させていただきます。

松村写真館

明治時代から創業している老舗の写真館である、この「松村写真館」は、健司のアパートの外観として使われました。

福井駅の目の前にあり、足利駅までの切符を買わなくても、その手前の福井駅で下車し、見に行けますよ。

また、このスポットは他にも、八日目の蝉や、今日、恋はじめます、「私のグランパ」にも登場したそうです。

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「今夜、ロマンス劇場で」ロケ地紹介!撮影場所&キャスト紹介:口コミ感想

映画のロケ地として知られているこれらの名所はこのようにツイートで口コミがあり、一般人がすすめているのではなく、他のサイト上で、ここ!と断定しているところが有難いですね。

特に、藤の花が雫のように咲いている、あしかがフラワーパークは、「今夜ロマンス劇場で」のロケ地でなくても、友達やデート、家族旅行の観光名所として訪れてみたいと思いませんか。

また、旧東映プラザのゲートは、「ALWAYS三丁目の夕日」の世界観にも通じる見た目から、昭和の時代にタイムスリップしたような古めかしさと、当時の名残を大切に残しているところが良いですよね。

松村写真館は、前述のような他の映画作品にも登場して知名度が高いだけでなく、現在はコスプレイヤーさんの写真撮影が可能で、アニメ好きの外国の方も訪れている、サブカルチャーなスポットとしても利用されています。

また、ロケ地だけでなく、作品の感想や、綾瀬はるかさん、坂口健太郎さんなどのキャストについての口コミには以下の投稿が、Twitter上に挙げられていました。

画像の綾瀬さんが、ほんとうに可愛いですよね!Twitterでは映画について綾瀬さんの愛らしい存在感と劇中で着ている衣装に注目が集まりました。

また、坂口さんの一途で不器用なキャラクター性に魅かれたとの声が続出していることもわかりました。

それだけでなく、詳しくはネタバレになってしまうので、言えないのですが、この作品、かなり”泣ける”そうで、映画が公開されてから、5回~10回ほど劇場に足を運ぶ人が続出。

公開されてから、綾瀬さんのオードリーヘップヴァーンさんを彷彿させるような「ローマの休日」の”日本版アン王女”そのものの役柄と存在感、坂口健太郎さんのいかにも昭和の時代にいそうな素朴で純粋な青年感がCMでも取り上げられていたので、素敵な作品なんだろうなと思いました。

この映画、結構話題になっていたので、友人と観に行く約束をしていたのですが、母の入院が上映期間と重なっていた為、機会を逃してしまいました。

鑑賞済みの方の多くの意見を見てみると、綾瀬さんや坂口さんに対する「かっこいい」とか「可愛い」だけでない作品として、メッセージ性が強い作品らしい感想が多かったので、DVDが発売されたら、レンタルして見てみたいです。

その他にも映画の色彩美に魅かれたという声や、映画の全体に関して、人と人との繋がりの深さや、”一緒に生きていてくれてありがとう”という人生においての別れが泣き所であるらしく、映画を見て健司や美雪の気持ちや状況に共鳴したとの意見がTwitterを通して呟かれていました。

時代を超えた健介と美雪の純愛や、映画自体の世界観や登場人物の服装、場面などが、「ローマの休日」などといった長きに渡り、著名な作品として知られている映画からのオマージュがバックグラウンドにあるところも鑑賞者の注目ポイントになっていましたね。

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「今夜、ロマンス劇場で」ロケ地紹介!撮影場所&キャスト紹介!まとめ

上映は既に終了してしまいましたが、レンタルやテレビ放送を待って、映画作品として触れたり、この記事で取り上げたロケ地を巡って物語の世界に浸るのも良し、観光で訪れてみるのもおすすめします。

また、綾瀬はるかさんといえば、ドラマ、ホタルのヒカリのおっとりしたキャラクター性と、ゆるいイメージが綾瀬さん自身の容姿や雰囲気からでも伝わりますよね。

しかし、この作品では、可愛くてツンデレなお姫様っていうだけでなく、坂口健太郎さん演じる主人公の人生を奇想天外なものに変えていく重要な役を演じているので、ぜひ、ロケ地と合わせてお楽しみくださいね。