アニメ版も好評を博した青春ミステリー小説が実写映画化!
山崎賢人&広瀬アリスのW主演「氷菓」のロケ地をご紹介します。
原作では、とある学校を舞台に、氷菓の物語は展開していきますが、映画の中では一体どのようなロケ地が登場するのでしょうか?
「私、気になります!!」と言わんばかりに、筆者も「氷菓」のロケ地を調べましたので、まとめてみました。
ぜひご覧ください。
撮影は「氷菓」の聖地・岐阜県高山市にて
前述の通り「氷菓」のモデルとなった街は岐阜県高山市です。
4人の通う神山高校のモデルは岐阜県立斐太高校といわれています。
実写版の撮影もこの岐阜県立斐太高校にて行われました。
引用:wikipedia
<グーグルマップ>
原作の聖地になっている、市街を流れる宮川沿いのカフェ「バグ・パイプ」や弥生橋も実写版の撮影場所となっています。
引用:https://tabelog.com/gifu/A2104/A210401/21000792/
<グーグルマップ>
引用:http://www.takayama-dp.com/live/live_gallery.cgi
<グーグルマップ>
「氷菓」 岐阜県以外のロケ地をご紹介
2016年3月に群馬県安中市の公式サイトにて「氷菓」のエキストラ募集が行われていました(現在は掲載終了)。
かなりの数の高校生と教師設定の成人を募っていたようです。
twitterの口コミによれば、撮影は旧群馬県立安中高校で行われ、体育館も利用したそうです。
体育館は作中に何度か登場しますが、大人数が必要だったということは物語後半の体育館に避難するシーンの撮影が行われたかもしれませんね。
氷菓の映画撮影を安高の跡地でやってるらしいから野次馬しにいくかな
— にわかを極める柳澤 (@eeeat_mmkA) April 6, 2016
安高の撮影氷菓らしいじゃん!
この前のウディさんと見たばっかじゃん— ぱなきちゃん (@jingu_panaki) April 16, 2016
引用:https://www.annaka-ls.jp/loc/annaka-hs/
<グーグルマップ>
ドラマや映画のロケ地としておなじみの、栃木県足利市のフィルムコミッションでもボランティアが行われていました。
【エキストラ募集】人気ミステリー小説「氷菓」の実写映画のボランティアエキストラを募集しています。ぜひご応募ください!https://t.co/sAGauCe7nw
— 足利市 (@ashikaga_city) March 17, 2016
足利市映像のまち推進課ホームページによれば足利市、さくら市で撮影が行われたようです。
「氷菓」はどんな作品?
「わたし、気になります」のセリフが有名な「氷菓」は2001年10月に角川スニーカー文庫で刊行された米澤穂信さんの推理小説で、“ シリーズ”の第1作目にあたります。
古典部という廃部寸前の部活に入部した高校生たちが学校生活に隠された謎に挑むというもの。
原作シリーズは表題作のほかに「愚者のエンドロール」、「クドリャフカの順番」、「遠まわりする雛」、「ふたりの距離の概算」、「いまさら翼といわれても」の6巻が刊行され、累計205万部を突破しています。
第1作目の「氷菓」では、姉の勧めで古典部に入った省エネ主義者の主人公・折木奉太郎が、好奇心旺盛なヒロイン千反田えるに振り回されながら日常の中の謎を解いていくうちに、古典部が文化祭で発行している文集に秘められた33年前の切ない真実に迫ることになります。
「氷菓」とは文集の題名で、その由来が本作で解かれるべき謎となっています。
引用:http://www.kyotoanimation.co.jp/kotenbu/
2012年4月~9月まで独立局にて放送された京都アニメーション制作のテレビアニメが爆発的にヒット、えるの愛称“えるたそ~”が生まれました。
アニメ情報ポータルサイト、アニメワン内で行われた「2012年春季放送アニメ人気ランキング」で1位を獲得するほか、IMDbでも高得点をマークし「25 Anime Series Worth Watching」に選出されるなど国内外で高く評価されています。
作画が大変美しく、舞台である岐阜県・飛騨高山への聖地巡礼も流行しました。
実写化の噂がインターネット上で広がった際には、超人気ヒロイン“えるたそ”を演じるのはいったい誰なのか話題に。
ちなみに、アニメ版では折木奉太郎役を中村悠一さん、千反田える役は佐藤聡美さんが担当していました。
またアニメ版では基本的に原作小説の世界観や展開を踏襲していたものの時代設定が異なり、2000年から放映年と同じ2012年に変更されていました。
2017年秋に実写映画が公開予定とのことで、原作との相違点など、さらなる続報が待たれています(2017年6月14日現在)。
引用:https://rockinon.com/news/detail/162034
「氷菓」のキャストをご紹介
やらなくてもいいことはせず、やらねばならないことも手短に済ませるのがモットーの主人公・折木奉太郎。
次に紹介する同級生・千反田えるに巻き込まれる形で探偵ポジションを務める折木役には山崎賢人さんが起用。
2010年にドラマ「熱海の捜査官」で俳優デビュー以降「四月は君の嘘」、「一週間フレンズ。」、「斉木楠雄のΨ難」、「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」など漫画の実写化作品の常連というイメージがすっかり定着しています。
引用:http://www.stardust.co.jp/profile/yamazakikento.html
千反田えるは、33年前の古典部部長であり、7年前にインドのベンガル地方で消息を絶った伯父・関谷純の謎を解くため古典部に入部する折木の同級生。
豪農家系の一人娘で、普段はたおやかだが一度興味を覚えると目を輝かせて活発になるヒロインを演じるのは広瀬アリスさん。
ドラマ「明日の光をつかめ」でのフジ系昼ドラ史上最年少主演をはじめ「ルーズヴェルト・ゲーム」、映画「銀の匙Silver Spoon」などに出演している、勢いのある女優で、広瀬すずさんの姉としても知られています。
引用:http://www.web-foster.com/pc/artists/hirose/alice
さらに2017年6月10日に追加キャストが発表。
雑学に詳しく自らをデータベースと呼ぶほどの情報量を持つが、興味があるものにしか反応を示さない超マイペース人間で、旧友である折木に誘われて古典部に入部した福部里志は岡山天音さんが演じることが分かりました。
ドラマ「すべてがFになる」、映画「ライチ☆光クラブ」、「帝一の國」などで早くも次世代の名バイプレーヤーと評されている若手注目株のひとりです。
NHK連続テレビ小説「ひよっこ」にも出演しています。
引用:https://deview.co.jp/Interview?am_interview_id=495&set_cookie=2
岡山さんと同じく「ひよっこ」に出演している小島藤子さんも「氷菓」に名を連ねることが決定。
巾着袋と毒舌がトレードマークの図書委員兼漫研部員だが、片恋中の福部を追って古典部に入部する伊原摩耶花役に起用されました。
引用:http://abp-inc.co.jp/member/fujiko-kojima
以上の男女4名を中心に物語が展開していきます。
監督&脚本は安里麻里さん。
「リアル鬼ごっこ」シリーズや「呪怨 黒い少女」などスリラー要素の強い作品を手がける傍ら、「ケータイ刑事 銭形零」のようなエンタメ色の強い謎解き要素が含まれるドラマも演出しています。
そのほか「氷菓」の口コミ情報
アニメ放映時、高山市内では舞台探訪マップが配布されており聖地巡礼に訪れたファンで賑わっていました。
市民の方は慣れているようで、目撃情報もどこか落ち着いた内容が多い印象です。
岐阜県立斐太高校にゆかりのある方々のツイート。
妹の高校で『氷菓』の実写映画の撮影ってことで広瀬アリスと山崎賢人が来てるらしい
氷菓の映画化は眉唾もんだと思ってたが…マジだったか
作品の舞台の高校に通ってるって羨まし過ぎるぞ、妹よ…さて、氷菓の実写映画か…私、気になります! pic.twitter.com/mj7aln1Uol
— 九 (@jingai2828) April 19, 2016
わたしの出身だった高校に山崎賢人が撮影で来る疑惑
— かのこ (@helena_duy) April 19, 2016
@UwBmt あと、広瀬アリスも来たらしいな笑
— つぼ(り) (@RieseCw31) April 19, 2016
「バグ・パイプ」でのロケ目撃情報。
てかうちのママは撮影見に行ってた。山崎賢人は映ってるのか謎。 pic.twitter.com/mpFXI0mKld
— 🐰さつき (@3tsuk1_21) April 20, 2016
しかも、今日の昼頃、山崎賢人らしき人がカフェで撮影してたの見たとかずるい
— りょーつ (@ryosyujump) April 20, 2016
実写版「氷菓」の劇場公開は秋を予定しています。
行楽シーズンということもあって、ロケ地マップが配布されるなどの誘致キャンペーンが高山市内で行われるかもしれませんね。