ドクターXにて、蛭間演じる西田敏行さんのアドリブが面白いと話題に!失敗しない理由はここにもあった!

ドクターX第2シリーズからの出演で、今では無くてはならない存在の蛭間重勝を演じる西田敏行さんですが、密かに視聴者が期待しているのがアドリブです。

台本にはない独自の蛭間ワールドを展開していて、共演者全員が西田敏行さんのアドリブに、ビビリまくっているといいます。

最初のテストから何を言い出すかわからないと、恐れている出演者もいます。

何分にもわたって長いアドリブを連発されると、アドリブに慣れていない若い役者は困ってしまうといいます。

しかし西田敏行のアドリブは、絶妙なアドリブとも言われているようです。

また、ドクターXの共演の俳優さんも実力のある人ばかりなので、西田敏行のアドリブに対して、自然とアドリブに合うセリフや表現で返しいるので、視聴者にとっては、今のはアドリブなのとよく分からない場合もあります。

絶妙なタイミングで息が合っているようです。

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引用:https://news.walkerplus.com/article/123616/image684442.html

時代劇風アドリブ

一瞬にして、蛭間が織田信長になってしまいました。

未知子にオペを成功されてしまった蛭間院長でしたが、これまた例のごとく晶(岸部一徳)の請求書を持って院長室に訪れます。

そして、法外な請求額を目にした蛭間院長は、突然・・・「人生50年~」と織田信長が本能寺の変の際に、死の間際歌ったとされる「敦盛」の一説を歌ったのでした。

また、2016年5話で、パクリ論文疑惑が発覚して、医局で孤立して、蛭間院長の責任問題がクローズアップされた回で、久保副院長にじひょうを出すよう迫られた時に、本能寺の変の敦盛を歌いだしました。この時も織田信長の気持ちになったようです。

蛭間が日本エレキテル連合に

2014年の11話で蛭間院長は深刻な高度進行性同時多発性大腸がんで入院してしまいます。

入院中の蛭間院長は回診に来た若い看護師に対して「タマちゃんより若いしな~君も秘書にならんか」という単純なセリフの所を、「第2の人生を私の隣でやってみる気にはならんか」といいます。

それを聞いてドン引きする看護師に対して、「いいじゃないの~」のまさかの日本エレキテル連合になっていました。

しかし、このアドリブに対し、看護師も「ダメよ~ダメダメ!」と返していたのは見事でした。

みんなが家族に

蛭間の癌を摘出する手術が行われることになったのですが、未知子は執刀医を拒否してしまいます。

蛭間の為に、準備していた、海老名、加地、原などの4人を前にして「失敗したら許さへん頼んだで!」と偉そうに、高圧的に話すところを、情けない声で医師4人に訴え始めます。

「目の前に横たわっているクランケは君たち4人のドクターの父親だ。一男、次男、三男、四男はいる・・・しかし長女がいない~長女の大門を読んでください~大門に切ってもらいんです~お願いします~」とアドリブをいいます。

そこで、麻酔医の城之内博美が麻酔を入れて、アドリブがやっと終了しました。

ピコ太郎さんの「ペン・パイナッポー・アッポー・ペン」ですが、2016年のドクターXで、岸部一徳が、西田敏行に「メロンです。請求書です。」というところで、岸部一徳は、強い威圧感を出します。

それに対して西田敏行は、弱気な院長を演じます。

あの当時流行していたピコ太郎のPPAPを西田敏行さんが、(メロンと請求書”のシーン) 請求書にサインするところで、歌いました。

蛭間院長はこの「PPAP」をもじって「PMPM」を披露しました。あまりの高額に心のやり場を失った蛭間院長は「I have a Pen I have a Melon・・・ヴン、ぺんめろぺんめろぺんめろぺん・・・」と歌いだしました。

https://twitter.com/YONEKURARYOKO_K/status/799259834717569026?s=17

更に、「びっくりポン」や「じぇじぇじぇ~」など朝ドラ名言の数々もアドリブで披露しています。

どちらも、メロンと請求書の時に出てきたアドリブなので、、メロンは西田敏行さんにとってアドリブタイムになっているのでしょう。

西田敏行さんのアドリブで、海老名敬役の遠藤憲一がリアルにビビったアドリブが、蛭間院長が、多くの報道陣を集めて会見を開く場面で、海老名を名指しして会見に招き入れるまでは、台本通りに芝居が進みましたが、西田敏行は急遽、海老名の下の名前を聞くというアドリブを放ったそうです。

「下の名前なんて言ったっけ?」と不意に質問された遠藤はたじろぎながらも「タカシ…タカシです」と、動揺を隠しつつ見事に答えましたが、西田敏行のアドリブに対して、遠藤憲一のリアルなリアクションがよかった為に、名場面となりました。

以降、蛭間が海老名に名前を尋ねたり、間違える場面が頻繁に出るようになったといいます。

西田敏行の、アドリブは本当に面白いだけでなく、息継ぎの間に切れよみたいに、アドリブが長くなる場合に編集しやすいように、セリフに合間を入れてくれると言います。

西田のアドリブで幅が広がった

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引用:https://news.walkerplus.com/article/123616/image684446.html

「ドクターX」のオドオドした海老名は西田敏行のアドリブで出来上がったといいます。

この海老名の役のおかげで、コワモテ顔なのに、情けない役がドラマやCMでも増えるようになったといいます。

そういう役がくるようになったのは、間違いなく海老名が始まりだったと役の幅が広がった作品と役柄に感謝しているそうです。

海老名は、上には弱く下には強い人間を絶妙なバランスで表現しています。

子犬のように目を潤ませたり、蛭間院長に反論できずになで肩でシュンと意気消沈したり、中間管理職の立場をうまく表現しています。

海老名はシリーズきっての愛されキャラに成長していきました。

遠藤憲一は、西田敏行との絡みが当初多くあり、西田敏行にイジられているうちに第2シリーズの中間ぐらいから、内面の弱い男に変貌していったといいます。

遠藤憲一自身が作り上げたキャラというより、西田敏行のアドリブに対して、精いっぱい付いていったら、自然とそうなったといいます。

気が付いたら、脚本もだんだん、そういうキャラに書かれるようになっていたといいます。

西田敏行との芝居は「ワクワク」アドリブは「慌てずに付いていくこと」と遠藤憲一はコメントしています。

ギャグじゃなく、的を射たアドリブという事です。

是永瞳は、ドラマ史上歴代5人目の秘書の東帝大学病院院長蛭間の第一秘書・中谷恵子を演じています。

クランクイン直後は西田敏行のアドリブに、返すことができず、落ち込んだこともあるといいます。

ロボット秘書のソンタ君の説明をするシーンで、「だよね?」と台本にはなかった言葉で聞いてきたので、なんて言えばいいのかパニックになってしまったといいます

また、西田敏行とテレビを見ながら、“このCMおもしろいね。アドリブで使っちゃおうかと言ってくるので、いつくるんだろうと毎回ドキドキしているといいます。

アドリブを繰り出してくるのは西田敏行だけではなく、ベテランの皆さんによるアドリブ合戦になっているようです。

鈴木浩介は、落としどころの間の取り方など、アドリブの技術が優れているといいます。

西田敏行さんの誕生日をお祝いしたようです。

https://twitter.com/DoctorX_tvasahi/status/927123163141496832?s=17

みんな本当に和気あいあいと仲良しですね。

岸部一徳演じる晶さんも神対応っぷりがすごい!

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引用:https://news.walkerplus.com/article/123616/image684440.html

岸部一徳さんは、無茶振りされても神対応をしてくれるといいます。

無茶振りスキップ(後ろ向きで)や無茶振りダンスや無茶振り顔芸に対しても、嫌な顔せず対応してくれるといいます。

無茶ぶりダンスは、ディスコで70歳であるにも関わらず踊るという驚きの演技をしてくれたといいます。

そして、滝藤賢一さん演じるスーパードクター北野の顔真似も見事に演じてくれたといいます。

ドクターXは、西田敏行さんだけでなく、素晴らしい演技をしてくれる役者さんぞろいです。

やりすぎるとまるでコメディーと突っ込まれてしまいそうです。

西田敏行さんがアドリブを入れるのは、台本を読んで何かいい足りない事はないかなと考えるとセリフを足してしまうと言う事です。

ドクターX5でも、西田敏行さんのアドリブは炸裂しているようで、見ている人を楽しませてくれています。