相棒のおすすめ話まとめ!個人的に印象的なエピソードを一覧で語ってみます

相棒16が10月18日に開始されますね。

シーズン16はどんなエピソードが展開され、視聴者の印象に残る物語が放送されることを期待しています。

そこで、過去の放送シーズンの中から相棒好きの私が視聴者の皆様に是非おすすめしたい選りすぐりエピソードを順不同でご紹介していきます!

おすすめエピソード:相棒11の18話「BIRTHDAY」

加藤清史郎君がいつ死ぬか分からない現実を受け止める自立した少年を熱演。

お子さんを様々な事情で亡くされた家族の心に響くエピソードです。

右京と尊は「家出少女」と名乗る子どもを花の里の前で保護して家まで送りました。

男児と老女が老女の元教え子の男に誘拐される事件が発生。

隼人は12歳まで生きられれば病気の支障はないと診断された経緯から、誘拐された日が自身の誕生日にも関わらず、両親宛ての手紙と、彼の部活動のコーチをしている瀬田と作ったハンドクリームを母にプレゼントしようとしていました。

右京と薫は事件を追ううちに瀬田と隼人の接点や、2人を誘拐した後で交通事故で絶命した犯人、大場が最期に口にした言葉の意味を追求し、隼人と瀬田の居場所を突き止めて2人をそれぞれ助けます。

瀬田は早くに助かりましたが、隼人の行方は大場が死ぬ前に残した言葉が、隼人の居場所を意味する結論に辿り着くまで時間が掛かりました。

隼人はログハウスにいると分かり、意識を失う彼に心臓マッサージを施す右京と薫。

同じ頃、隼人の両親は息子の無事を祈りながら写真の少女に向かって手を合わせていました。

右京と尊が出逢った少女です。

彼女は隼人の姉で、彼が診断された病気で亡くなってから、右京と尊に弟の危機を知らせる為に普通の子どもの姿で接触してきたのでした。

隼人は息を吹き返し、生きてる実感を感じて微笑みます。

おすすめエピソード:相棒4の4話「密やかな連続殺人」

高橋一生さんと小日向文世さんの怪演が光る!13年前に起きた女性が片方のピアスを残して他殺された事件。

証拠品のピアスのうち片方が見つからず迷宮入り。

見つからなかったピアスが前の刑事から亀山の元へ渡りました。

ある日、他殺の可能性があるピアスを片方奪われた女性の水死体が発見されて右京と薫は動きます。

13年前の状況と似ている事から捜査してみると、片耳のピアスだけ奪われた女性遺体が全国で過去10件にも及んでいた事が判明します。

犯人は警察の捜査が及ばないように策略し、自己欲求を満たすべく罪を重ねていたのです。

13年前の事件に関連した容疑者、予備校教師をしていた彼が被害者へのストーカー容疑がありましたが不起訴になった事を知った右京と薫。

しかし、彼ではなく、疑われた村木は手首を傷つけて騒動を起こします。

村木には妻がいて、DVを働く気性の激しい女性でした。

村木は精神科に通っていて、彼の担当女医の美咲に会った右京と薫は、村木夫妻が絶対服従の関係にあるのではないかと言われ、益々、犯人像としての可能性を考えます。

村木は追い詰められて右京や薫が見ている前で飛び降りました。

おすすめエピソード:相棒4の5話「悪魔の囁き」

連続殺人犯として追い詰められた村木が飛び降り自殺をします。

村木は悪魔崇拝や黒魔術に傾倒していて、真の事件の犯人は村木の精神科医、美咲の助手で、村木夫妻と患者と病院関係者として顔見知りだった安斉直太郎でした。

直太郎は村木に影響を受けた彼のファンで、患者である村木を崇拝し、ピアスを付けている女性を標的にしては片耳のピアスを奪い取り、若き命を奪っていたのです。

高橋一生さん演じた直太郎の気弱な外見とのギャップ、この話の前編の「密やかな連続殺人」にて、「ウィンパティオ・・・」と呟く小日向さんの不気味さが忘れられません。

直太郎は自分の正体を知った美咲を屋上へ連れて行って飛び降りさせようとします。

高所恐怖症である彼女の弱点を突いて、犯罪をゲームのように楽しむ直太郎を見事な恐ろしさと独特の雰囲気で演じた高橋さんは今や人気俳優に上り詰めました。

彼の最もな認知度のきっかけは、このドラマからではないでしょうか。
追いついた右京と薫が彼の暴走を食い止め、美咲を助けてから、右京は直太郎に愛の鞭を振るいます。

直太郎は自殺しようとしますが、大柄な体格を生かし、薫がそれを阻止しました。

おすすめエピソード:相棒5の1話「杉下右京最初の事件」

ミリタリーマニアによって殺害されたホームレスの遺留品の古い懐中時計を見て、右京は被害者がかつて22年前に起きた過去の事件の関連人物なのではないかと探り出します。

強盗犯が御手洗家に侵入し、長男、晃一を殺害後に逃亡したそうです。

ホームレスが持っていた懐中時計はその事件の時の盗難品でした。

御手洗家を訪問し、認知症を患う晃一の母、嘉代に聞いたところ、以前に書生をしていた里中という人物が父にあげたらしいと分かります。

右京は晃一の妻、律子にも聞きますが、彼女はもう事件が時効だと話す事を拒否します。

この様子に不審点を感じた右京が調べると、被害者は里中で、晃一の父、泰彦にこの事を話すと彼もまた疑わしい。

事件当時5歳だった、総理大臣候補の宗家の秘書として働く、聖子は事件に興味を持ちますが、律子や嘉代に厳しく止められます。

幼少期の記憶が混乱しつつフラッシュバックを感じた聖子。

右京らが刑事だと知った嘉代は犯人は勝手口から逃げたと誤魔化します。

薫は妻の記者、美和子にひっそり嘉代にインタビューをするように頼みました。

「晃一は死んだほうが良かった」と答えた嘉代。

嘉代が他殺される事件が発生し、泰彦が自首してきました。

もっと裏があると右京が調べると、驚愕の葬られた事実が発覚。

聖子は父だと思っていた晃一から性的虐待を受けていました。

事実を知った実父である事を隠していた宗家は、我が子を守る為に彼を殺め、娘に親子と名乗らず、秘書として雇ったのでした。

御手洗家の人達は聖子の凄惨な過去を暴かれないようにするべく結束していました。

聖子は右京に宗家のような政治家になりたいと強く希望を持つのでした。

幼少期の聖子が描いた父親の絵は虐待が人の心に大きな傷を及ぼす現実を伝え、父と名乗らずに我が子を守った宗家の勇姿は胸が打たれました。

おすすめエピソード:相棒10の10話「ピエロ~オペラ公演中にバスジャック誘拐道化師が微笑む夜に最悪の事件が始まる」

大橋のぞみさん演じた加奈は、頭の回転の速い子で、共に誘拐された尊の右腕代わりになりました。

内村警視長刑事部長に命じられ、開演前のオペラハウスへの防犯相談と証拠品の返却の仕事で向かった尊。

大晦日の夜に、オペラを鑑賞する親に預けられたキッズクラブの子ども達と引率者の女性、夜勤清掃の仕事をし、出産間近の既婚者の亮太がバスで誘拐されます。

子ども達と引率者をピエロの仮装をした犯人が連れてバスに乗せるのを見た尊が不審に思ってバスに乗り込み、巻き込まれてしまいます。

犯人の草壁、速水、共犯の青年2人はとある廃棄の建物に一同を連れて行きます。

右京は戻らない尊に不信感を抱き、単独で調査を進めていくうちに事件に辿り着きます。

犯人の草壁と速水には接点があり、草壁の職場付近に速水のバイト先がありました。

速水の親戚と偽って彼の自宅を訪ねた右京は「メガD、NC、大久保,偽物の青空と白い雲」と速水の筆跡で書かれたノートを見つけ、それを手掛かりにします。

人質達は動画に収められてテレビ中継されてしまい、尊は自分達の現状を右京に草壁達に気付かれぬよう口パクで伝えます。

右京は尊の口の動きを見て彼らの居所を解読していきました。

速水は清掃会社でナイトワークをする被害者の亮介と面接で一緒だった事や、亮太の祖父が莫大な財産を持つ職業である事も発覚します。

速水は父がホームレスで、彼が亡くなった公園がオークションにかけられている事を知って、そこを買い取ろうとしていたので草壁と誘拐を計画したのです。

「偽物の青空と白い雲」はその公園を意味し、「メガD」は亮太が訪れていた眼鏡屋、「NC」はナイトクリーニングでした。

亮太の祖父が経営する会社のビルが速水の父が暮らしていた公園の近くにあり、それで亮太は狙われたのです。

今回の事件を伊丹達捜査一課も追いかけますが、芹沢が何者かに打たれてしまいます。

その事から、事件は過去に草壁が起こした事件に類似していて、テロに見せかけた身代金目的の事件だと右京は分析しました。

その頃、速水は草壁と揉めて彼を銃殺した後、仲間と共に建物内に爆弾を仕掛けてから出て行きました。

人質達はやっと逃げ切るチャンスが出来ましたが、腐食した鉄格子を大人が潜り抜ける事は出来ず、尊は加奈に一人で先に脱出してもらい、みんなの居場所を右京に知らせに行ってほしいと頼みます。

加奈は学校での苛めで暗闇が苦手でしたが、現状を察して恐怖心と闘い、見事、公衆電話ボックスに辿り着くと、右京に視界に捉えた物を伝えます。

お陰で、人質達は無事解放されました。

車で逃げつつ伊丹達含めたパトカーで駆け付けた警察に追い詰められた速水達。

速水はパトカーから出てくると、ピエロの覆面を脱ぎ、大人しく逮捕されました。

子ども達は親元に無事帰され、亮太も出産した妻の病院へ駆けつけて我が子の誕生を妻と祖父と喜びます。

おすすめエピソード:相棒15の13話と14話「声なき者~籠城」後編「突入」

一年前に起きた立てこもり事件。

少年、司と彼の妹が老女の家を訪ね、兄が老女を人質にとって立て籠ります。

母親は彼らの身を案じつつも「ある事情」で自殺を遂げました。

立て籠り事件を起こしたのが里美の息子、司である事が判明し、何故、彼がこのような行動を起こし、聡美が子ども達が行方不明にも関わらず自殺した原因を探ります。

法務省に努める優秀な司の父は「健全な家庭を守る会」を設立しながら実生活では、妻子に暴力を振るっていたのです。

更に、警察視聴官官房総務課長の山崎と手を組み、DV被害でシェルター等に逃げている行方不明の家族をクラウドソーシングサービスで探索し、元の家庭に連れ戻す最悪の行いをしていました。

司の妹は事件発生前、そのメンバーの男に誘拐されそうになった事があり、慌てて司が彼を張り倒して妹を助けたのです。

司は母と妹とシェルターに逃げていた際に今回の事件の関連人物、聡美と知り合っていました。

そして、父親が行っていた「女性を守る会」の実態を暴き、それを伝える為に事件を起こしたのでした。

司は全てを知った右京と電話で交渉をしながら事実を口にし、妹と老女を解放します。

山崎は警視庁内の上層部の立場にある事から彼の悪意は裁かれず、もみ消される事になったやり切れないラストとなりました。

暴力を受け、心にも体にも傷を負った人達を「所有物」等と発言した司の父親の言葉に憤りで震えた事やこのエピソードが黒幕でありながら立場上から守られている山崎を逮捕出来なかった右京と亘の悔しさも伝わります。

司の妹が「杉下右京最初の事件」の聖子のようにトラウマがフラッシュバックしてパニック障害を起こす姿は、彼女の痛みを共有しているかのように感じ、顔を上げるのが辛かったのですが、このシーンは司という支えと過去の恐怖心と懸命に闘う子どもの姿が描かれています。

おすすめエピソード:相棒14の1話「フランケンシュタインの告白」

西多摩刑務所にて、刑務官の田代がボールペンで首を刺されて殺されました。

犯人は受刑者の美倉と特定しましたが、美倉は警察を呼んでほしいと要求したので、亘と伊丹達が駆けつけます。

美倉は心臓発作を起こして死んだ梅津に敵討ちをするよう囁かれたと証言したので、右京は事件に興味を持ち、捜査に加わる事に。

獄中には梅津を慕う受刑者が42人いて、梅津の真似をし、胸元に✕印の自傷痕がありました。

実は今回の事件現場の刑務所には、受刑者達が警官から暴力を伴う待遇を受けていたのです。

梅津もその一人で、彼は児童虐待の被害者でもありました。

梅津は受刑者の更生を手助けする為に刑務所を訪れた住職から貰ったお経の書物の書き写しや六法全書で知識を得ると、警官が受刑者にしている事や過去に自分が体験した事は間違った事だと知り、ストライキを起こすようになったのです。

美倉は梅津とは直接面識はなく、彼のファンのようでした。

田代は良い警官と慕われていましたが、同僚からは嫌われる存在で、増渕という同僚が彼を目の敵にしていました。

増渕が梅津のファンの受刑者を利用して田代殺害を企てたのではと右京は考えますが、一斉捜検の際に美倉を取り調べたのが増渕だった事が判明し、右京は増渕に話を聞きだします。

受刑者達の暴走により、彼らは警官を一人人質にとると、増渕を連れて来るよう要求します。

亘は伊丹達に協力を頼み、増渕がいる警官用宿舎に向かうと、彼は何かを隠しており、現状に怯えて寝込んでいました。

右京と亘、伊丹達は一旦彼を訪ねて保護すると、芹沢が増渕に成り済まして受刑者達の気を引いて彼らの暴走を食い止める事に成功します。

その後、美倉に話を聞いてみると、増渕が他の受刑者を利用して美倉を金縛りにあったように偽装して梅津のふりをしていた事が発覚しました。

右京と亘が受刑者達の連絡手段を探すと、梅津が使っていたお経の書に印がつけてあり、それを辿ると、「先生に言われたらそうせなあかん」という言葉を見つけ、住職を訪ねます。

すると、住職はかつて梅津に「貴方の存在は罪」と心無い事を言ってしまい、梅津は心臓に持病を抱えていた事を利用して発作が起きた際に駆け付けた警官の助けを拒んで死んでいったのです。

ドラマ相棒おすすめ話まとめ:心の傷と向き合う”相棒”

今回紹介したエピソードでは「心の傷」が関係しています。

相棒を全シリーズ視聴してきたなかで、右京や相棒達が遭遇してきた事件には、心の傷が生み出す憎悪が隠されていたケースが多いなと感じたからです。

全ての事件がそうではありませんが、過去の相棒シリーズの中にはDVや児童虐待などが背景にあり、人間の存在の恐怖心を感じさせます。

シーズン16では、右京と亘が次なる事件と向き合いながら、人間心理に隠された手掛かりを追求していくか期待です。

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