『黒革の手帖』武井vs滝藤の“貴族”繋がりの演技バトルが反響「怖かったな…」

武井咲さんが、銀座のママに扮し、その“悪女っぷり”な演技が光って話題の『黒革の手帖』(毎週木曜21:00~)。8月3日に放送された第3話では、女同士の戦いはもとより、女vs男の戦いがよりクローズアップされ、インターネット上でも話題となっていました。

7月20日に初回15分拡大でスタートしたこの作品では、「松本清張史上最強」とも言われる“悪女”を武井さんが歴代最年少の23歳で演じています。初回から平均視聴率は11.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と好調で、米倉涼子さんが出演して時と比べて、放送開始までは「武井咲、若すぎない?」など、不安な意見もちらほらありましたが、見事下馬評を覆し、次の放送を楽しみにする声が多く寄せられています。

■武井の演技力の進化

『Wの悲劇』、『瀬戸内少年野球団』など、さまざまな名作で主演を務めてきた武井さんですが、今回は地味な派遣社員から一転、夜の世界の蝶へと華麗に変身する主人公を演じています。しかも史上最年少23歳での元子役になるわけですが、武井さんは制作発表記者会見で「毎日、戦いの日々なのですが、元子でいられる時間を貴重に贅沢に過ごさせていただいております。絶対に面白い作品ができていると思いますの、ぜひご期待ください」と自信満々にアピールしていましたが、今になってその言葉の意味がわかってきました。戦いの日々……それもそうで、毎回様々な人間の醜い部分での戦いが勃発しています。

それでも、武井さんは、「毎日楽しいです。こんなに気持ちがいい役は本当にはじめてで、今まで目上の方に、こういうことは言ったことがないような言葉を、お芝居なので思いっきりやらせていただいております」と充実した様子を見せて、新たなチャレンジに目を輝かせていました。徐々に武井さんのこれまで見られなかった部分が元子を通じて開花しているようにも感じます。

■2人の悪女に注目!

この作品で武井さんが演じる主人公・原口元子は、地味な派遣社員から一転、夜の世界の蝶へと華麗に変身する“悪女”です。これまで清楚なイメージの強かった武井ですが、この作品で早くも、女優としての次なる一歩を踏み出しているようにも感じられます。

そして、元子とは銀行時代の同僚で、引っ込み思案で冴えない派遣社員だった仲里依紗さん演じる山田波子も、7月27日放送の第2話で大きな変貌を遂げてました。みずからの借金を返済するためとはいえ、銀座のルールを全く無視したパワープレイで夜の世界を渡り始めた波子は、みるみる凄腕ホステスに急成長していき、元子をも脅かす存在になっていきました。

そんな仲さんの“悪女”演技についても「迫真の演技が光る!」 「間の取り方、喜怒哀楽の細やかな表現方法、絶妙」「仲さんがいるとドラマが締まるなぁ」と評価する声が多数あがっていました。この対照的なふたりの悪女、元子と波子。武井さん演じる元子の貫禄と鋭い眼力はまさに「迫力」のひと言ですが、波子を演じる仲さんの豹変ぶりも圧巻で、今後の展開に注目が集まっていました。

■悪女vs悪女のゲスな争い

今回放送された第3話では、元子(武井さん)が巡らせた策により、波子(仲里さん)の新店オープンの話が頓挫してしまいました。その背景を知らなかった波子は、お店オープンの資金を用意してくれるはずだった楢林謙治(奥田瑛二さん)を追求。すると楢林から「文句があるなら『カルネ』のママに言え!」と言われ、「楢林先生に何をしたの!?」と元子に詰め寄るところから始まります。冒頭からバトル勃発? という状況でしたが、元子はそんな波子を軽くいなし、ボーイを使って店から追い出してしまいます。

「銀座で商売できないように潰してやる……」と怒りを露わにする波子は、元子が東林銀行で何をしたのか、当時の次長・村井亨(滝藤賢一さん)から聞き出そうと動きだします。そんな中、『カルネ』に上星ゼミナールの理事長・橋田常雄(高嶋政伸さん)が来店。橋田は元子に「ふたりきりで旅行に行こう」と提案しますが、なかなか首を縦に振ってもらえず、元子に男がいるのではないかと嫉妬心を募らせていくのでした……。

一方、元子は楢林クリニックを辞めた中岡市子(高畑淳子さん)に、銀座にエステサロンを出店させようと焚き付けます。自分の人生を親身になって考えてくれる元子に心を許し始める市子でしたが、ある日、『カルネ』に村井がやってくる。元子の横領事件をきっかけに大きく人生が変わってしまった村井は、元子を逆恨みしていた!

■女探偵vs佐藤さんの戦い

今回の放送ですが、女同士の戦いもそうですが、元子と村井の戦いも注目が集まりました。元子のおかげで、出世街道から外れ、年俸も3分の2になってしまった村井は、逆恨みしてお店にやってくるのです。武井さんと滝藤さんといえば、相葉雅紀さんが主演した『貴族探偵』でも共演しています。今回は、この二人のバトルが脚光で「今回は滝藤賢一さんの熱演が光るな~。武井咲ちゃんも大きな目を凛々しく見開いて真っ向勝負!」「武井咲さんの“怒りの演技”が完璧な“アンガーマネジメント”演技」「武井咲と滝藤さんがすごい共演をしてる(笑)この前まで貴族探偵で、のほほーんと謎解きしてたのに!」「滝藤賢一さんが怖かったな……」「貴族探偵!!!」「今回は滝藤さん。よかった~!目力すごい~!」「滝藤さんと武井咲ちゃんってどっかで……と思ったら貴族探偵じゃん」といったコメントがあがっていました。

■第4話のあらすじをチェック

【キャスト]
原口元子 … 武井咲
安島富夫 … 江口洋介
島崎すみ江 … 内藤理沙
橋田常雄 … 高嶋政伸
長谷川庄治 … 伊東四朗

銀座のクラブの最高峰である『ルダン』が売りに出されると耳にした元子(武井さん)。売り値は3億とも言われるその店舗を是非とも手に入れたいと考え、黒革の手帖を捲りな
ら次なる一手に思いを巡らせます。そんな中、元子は上星ゼミナールの理事長・橋田常雄(高嶋政伸さん)から一泊二日の温泉旅行に誘われます。安島富夫(江口洋介さん)と元子の仲を疑う橋田は、『カルネ』に居合わせた安島を牽制するように旅行の話をし始めるのです。元子が返答に窮していると、長谷川庄治(伊東四朗さん)が来店。長谷川の来店を知った橋田は大慌て……。実は橋田は長谷川から、あまり気乗りしない案件を持ちかけられていたのでした。後日、橋田とともに料亭『梅村』を訪れた元子は、そこで安島と婚約者の堂林京子(江口のりこさん)と鉢合わせします。安島を気にする元子の様子に嫉妬心を掻き立てられた橋田は、元子を無理矢理自分のものにしようとしますが……。一方、橋田から大金を奪い、その金で『ルダン』を買い取ろうと考えていた元子は、ある計画を実行に……という内容です。

回を追う毎に、泥沼化していくこの作品。女のゲスいバトルもそうですが、今後の展開からも目が離せませんね! そして、銀座という夜の世界を舞台に、まさに“仁義なき女の戦い”が勃発している本作。元子が男たちを手帖でひざまづかせる様と同じぐらい、女たちのエネルギッシュな戦いからも目が離せなくなりそうです。

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