『相棒』元旦スペシャル(2018)の感想&ネタバレ!新年やっぱりここから始まる!

相棒の元旦スペシャルがいよいよ始まりますね。

右京と亘はクリスマスのイベント会場にて、発砲事件に遭遇します。

加害者だけでなく被害者までも行方不明となった「サクラ」事件の幕開けです。

サクラは、制服警察官に支給されている銃の名称で、サクラが使用された事が判明した直後、一人の警官が謎の自殺を図りました。

広報課長で、謎めいた人物として全シリーズにも登場した、仲間由紀恵さん演じる社美彌子。

サクラによる事件だという事を伏せようとした彼女ですが、QTES689というハンドルネームを持った何者かにより、緊急災害速報のメールハッシンゲンがハッキングされ、サクラ盗難の証拠映像が拡散されてしまう事態に発展してしまいます。

右京は自殺した警察官が元所轄刑事で、3か月前に事故と処理されていた内閣人事局長の死を彼が単独捜査していた情報を掴みます。

今回のサクラ事件と、局長の死には密接な関係性を匂わせていました。

いっぽう、発砲事件で撃たれた後、姿をくらました被害者を捜査中の相棒、亘は、不意にその被害者と出逢うことが出来、彼から“とある依頼”を受けます。

安田と名乗った彼が亘に言い渡した内容とはいったい何なんでしょうか?

さらに特命係は半年前に失踪を遂げた3人の高校生が一連の事件に関連している情報を知り、事件の捜査を進めようとしますが、衣笠や内閣情報捜査室の審議官、有馬の“黒い妨害”と権力を逆手に取った圧力に圧迫され、捜査難航どころか、特命係は停職処分を言い渡されてしまい・・・!

亡くなった局長と接点のある官房副長官の折口も一連の事件と結びつける不穏な動きが始まっていました・・・。

サイバーテロ、謎めいた3人の高校生、そして、最もキーワードとなる銃、サクラ。

元旦もより一層、濃い内容で、右京と亘は事件解決へと繋げられるのでしょうか。

停職宣告された特命係と、何かを隠蔽しようとする衣笠や有馬のなぞめいた存在感が物語をハラハラさせて、視聴者の皆さんを謎解きの迷宮へ導いてくれるでしょう。

青年のハッキング能力を悪用した高い権力者の魔の手を防げ!

右京と亘が暴いたのは、内閣の機密情報を漏らす為に3人の17歳の青年のパソコン能力を悪用し、彼らの人生や青春を追い詰めましたね。

安田が刑事を名乗って山脇ら高い権力を持つ人たちや、折口を脅迫して精神的にじわじわと支配して事を思い通りにしようとしていたとは・・・なんと悪質だと感じました。

また、安田たちの他にも最も権力を持つ、ある人物が身近にも右京達にひっそりと計画を実行し、自分の権力をメリットにする”ゲス野郎”だったラストには驚愕でした。

最初、ともひろくんは複雑な家庭に育った祖母と2人暮らしで、既に他界していると冒頭で見せかけて、今回のサクラ事件に、上條たかきくんやこうたくんいう友達との繋がりがあり、彼らと共に普通の高校生が経験することでない出来事に巻き込まれていて、3人の命がどうか無事助かってほしいと願うばかりでした。

石坂浩二さん演じる甲斐次長の”粋な計らい”や、鑑識さんの気遣い、幸子さんのピンチヒッターなところが、停職中で事件解決に結びつくか分からない特命係を窮地から救ったところは、あっぱれでした。

安田はそれにしても小柄で嫌味な顔をしているばかりでなく、歪んだ心でどこまでも人の精神を破滅に追いやっていく子悪党ですね。

彼の存在感と、有馬の影の行動力は背筋が凍るほどの圧力と冷淡さを感じさせましたね。

高校生の将来ある子ども達を利用し、破滅に追い込もうとする彼らの巧妙かつ、大人ならではの、「がきなんて簡単に騙せる」って思わせるような雰囲気や発言は心が締め付けられました。

右京は冠城くんにさらっと毒を吐くところも相変わらず、健在で笑いどころでしたね。

君、常識が無い、図々しいという言葉の意味を引けって今日もちくりとぶちかましていると思いました。

可哀想な上條君、ともひろくん、こうたくん・・・本当はどこにでもいる普通の愛されて育った子どもなのに、才能がある故に大人の悪時恵に利用されて、本当に最後までひやひやさせられる世話が焼けるキーパーソンでしたね。

しかし、たかきくんは抜群のハッキング能力を駆使して、ドアのロックや照明の点灯までをパソコン一つで操作できる高知能な持ち主だということには感銘を受けました。

だからこそ、安田たちと彼とともひろ、こうたが目をつけられてしまったデメリットも納得がいきますね。

右京が最後にたかきに伝えた”ある言葉”には凄く心が震えましたね!大人を信用できなくなった彼を理解し、刑事として一人の大人として彼の心を少しずつ変化させていくことでしょう。

美彌子もまさか、脅されていて、娘のマリアに「世界中がママを嫌ってもマリアはパパとママに愛されて生まれてきた」と言って抱き締めたところは涙腺崩壊です。

母は子どもの為ならどこまでも強くなれるんだなって感じさせました。

今回でゲスト出演した石原良純さん演じる広瀬、衣笠、折口ら上層部の闇が特命係を追い詰めていくのかと思いきや一番手ごわい人物は意外な人物でとても見ごたえある元旦スペシャルだと思いました。

まとめ 右京と亘の捜査の旅は続く

特命係は停職処分に追い込まれましたが、元旦も大活躍で、今後の捜査や、人の心を救い、権力者の闇を暴く、特命係に目が離せませんね。

最後に、冠城君すら安田たちに脅迫され、右京にすらその事実をうまく隠していたつもりでしたが、やはり杉下右京は侮れません!ちょっとした表情や、小さな行動力で冠城君の書く仕事も暴いてしまいます。

2人はこれからも良き、頼もしい相棒であることを祈ります。

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