相棒の歴代相方の甲斐享(成宮寛貴)編まとめ!実は”ダークサイド”だったと衝撃の事実を突きつけられた視聴者だった?

相棒

相棒がまた帰ってくる?そんな中歴代相方にも注目が集まっています。

そこで今回は、歴代の相方である甲斐享編をご紹介していきたいと思います。

成宮寛貴さん演じる甲斐享はどんな人物だったのか!?気になる方は是非ご覧下さい。

ファンはおさらい!相棒初心者にもわかる甲斐享とは?!

“かいと君”の愛称でファンから親しまれてきた、成宮寛貴さんが演じる三代目、相棒の「甲斐享」。

警視庁の次長、甲斐峯秋の次男で、捜査一課の「トリオ・The 捜一」の伊丹達からも「坊ちゃん」と嫌味ったらしく呼ばれつつも信頼されています。

父、峯秋との折り合いも悪いせいで、同じ警察の道を当初は拒み、普通に就職活動をして内定も得ました。

警察官になりたいという志が強く、内定を辞退して交番勤務をしていました。

香港の国際領事館で起きた拳銃暴発事故で右京と出逢い、事故の裏で起きた統領殺害事件を一緒に解決したのでした。

その後、右京が峯秋に彼と相棒を組ませてくれないかと直談判して特命係に配属されました。

爽やかなルックスと現代の若者らしい未熟さを感じさせる刑事です。

右京と共に事件を追い、彼以上に、不道徳な行いを反省しない犯人には激情する相棒でしたね。

Season13の最終回にて、甲斐亨はダークサイド側の人間という事が発覚し、「卒業」を迎えてしまいます。

視聴者からは、放送終了後に大炎上と長年相棒を応援してきたファンに対する最大の裏切りと認識されてしまいました。

そんな成宮さんの私が個人的に選んだ印象深いエピソードをご紹介します。

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亡き少女の優しさが奇跡を起こしたBIRTHDAY

「子ども店長」としてCMで認識され、一躍有名となった子役、加藤清史郎君の登場と、右京と享が出逢った謎の“家出少女”が、実は事件の重要なキーパーソンだった、Season11の18話、「BIRTHDAY」。

行きつけの小料理屋、花の里へ向かうと、小学校低学年くらいの女子児童と出逢った右京と享。

彼女は素性を明かさず、「家出少女」と自称し、大人びた口を利く女の子です。

少女の安全の為、彼女を家に車で送り届ける右京と享。

その子は自宅マンション近くで降りると、無事、帰ってゆきました。

ホッとする右京と享はマンションの目の前にある不審な一軒家を見つけて向かいます。

卓球のコーチをしている筈の江美子というお年寄りの女性が鍵も掛けずに不在な様子に疑問を感じ、調べる事にしました。

その家は荒らされ、冷蔵庫にはジャム瓶に入った白いクリームがあり、舐めてみるととんでもなく最悪な味でした。

ある夫婦が12歳の息子の行方が分からなくなったと交番に通報してきます。

その子ども、隼人は12歳という年齢にしては盛大な誕生日パーティーを開かれていて、彼は誕生日前に失踪したというのです。

伊丹達は隼人の父、武弘が財務省勤務ということもあって、過保護が悪影響したのではと悪態をつきますが、右京と享だけは違いました。

伊丹達は指名手配犯となっている大場という男を匿っていた恋人の元へ聞き込みをする事に。

江美子に孫のように可愛がられ、学校が終わってから彼女の家に遊びに行っていた隼人は、何か瓶詰の物を作っていました。

隼人は誰かの誕生日プレゼントのようにその瓶詰に装飾していました。

そこへ、江美子の知人である大場が家を訪ねてきます。

温厚そうに見えた彼が指名手配犯で、何らかの行動を起こしかねないと予測した江美子は、隼人に逃げるように言って警察に通報しようと受話器を取りますが、大場に発覚して首を絞められてしまいます。

更に隼人も大場から殴る蹴るなどの酷い暴行を受けます。

右京と享は大場が事件後に轢き逃げに遭った遺体と謎のクリーム・・・。

何故、遺体なのか瓶詰容器の中身は何か2人は鑑識の米沢に協力してもらいながら手掛かりを探すのでした。

隼人と江美子を連れ去り、人気のない森林へ到着した大場は、まだ子どもの彼にも乱暴な接し方をして震え上がらせ、隼人と江美子の遺体を埋める為の穴を掘るよう、怒鳴り声を上げて強制します。

隼人は怯えながらそれに従いました。

大場と江美子と格闘になり、逃げだす隼人。

彼は必死で逃げますが、大切なジャムの瓶を落としてそれを拾おうとし、川へ転落してしまいます。

江美子との格闘の末、大場は川へ落ちた隼人を見て見ぬふりをしようとしましたが、隼人がずっと持っていた手紙を読み、その「内容」に何かを感じ取った彼は、隼人を助けだし、人気のない小屋へ連れて行って解放します。

その後、助けを呼ぼうとして轢き逃げに遭ったのでした。

この時、「えいいち・・・」という言葉を残して絶命します。

右京と享はジャム瓶の中身を米沢に調べてもらい、軟膏だと知ります。

事件現場にあったクリームから、江美子と隼人の事件が結びついている事に気づいた2人は、大場が発していた言葉の意味が隼人の居場所に繋がると突き止め、彼の救出へ急ぐのでした。

隼人の手紙から衝撃の真実が明らかになります。

右京と享の前に現れた「家出少女」は、まだ幼くして亡くなった隼人の姉でした。

隼人は実は生まれてすぐに医師から病気の為、12歳まで生きられれば奇跡といわれている体だったのです。

「家出少女」こと隼人の姉は、弟の身の危険を右京と享に霊となって知らせにきたのかもしれません。

隼人の自宅では、隼人の両親が遺影に移る隼人の姉に「私達から2人も奪わないで」、「弟を守ってあげてね」と必死に懇願してゆく姿が。

クリームは自分をいつも気にかけてくれる母にプレゼントする為の手作り軟膏だったのです。

手紙には、12歳を迎えた自分へのメッセージと同時に、姉と同じく命のリミットが限られているかもしれない体質を受け入れ、自分の誕生日に関わらず、両親への感謝の気持ちが綴られていました。

そういう経緯から、隼人の誕生日は「大袈裟」すぎたのです。

江美子は、隼人の卓球クラブの臨時講師でした。

江美子も救出され、右京と享は心臓マッサージを隼人に施しながら蘇生措置を続けます。

右京は「隼人君!戻ってきなさい!」と声を荒げながら懸命に隼人の胸を押します。

その甲斐あって、隼人は一命をとりとめ、右京と享に微笑みました。

余談ですが、私自身、隼人の家庭環境と少し似ているので、離れていても愛しているという家族愛に心揺さぶられました。

だからこそ、このエピソードは様々な事情でお子さんを亡くされた家族の心に凄く訴えかけるメッセージ性があると思っています。

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双子の“相棒”を守り切れなかった女性の哀しき復讐、「アザミ」

冒頭で、一人の小学生くらいの黒いワンピースを着た女の子が登場します。

お手伝いさんが呼び止める声も聞かずに車を降りると、自分の部屋へ駆け込みます。

何か大きな不安を抱え、部屋へ駆けつけた彼女が見たのは、アザミの花を手に握りしめた、彼女と瓜二つの容姿をした幼い子どもの息絶えた姿でした。

大手楽器店との仕事の依頼が来ていたヴァイオリン工房を営む新宮夫婦の妻が彼女自身の別荘にて、絞殺される事件が発生しました。

夫の蔵人に電話を掛けていたその妻、孝子。

夫婦仲が冷え切っていたにも関わらず、警察でなく、夫に連絡したのか、右京と享は調査します。

右京はかつて出逢った15年前に工房の夫婦と後継者とされていた夫婦の姪で、一卵性双生児の女児の痛ましい事件を思い出します。

彼女は別荘で蜂に襲われ、部屋の中で苦しみながら息耐えたのです。

被害者の彼女の双子の片割れである大人になった響と再会した右京は15年前の事件と今回のケースが関連していると感じます。

夫婦と響を知るマイスターの板倉を訪ねた右京と享。

板倉の話によれば、響には、板倉と時間を共にしたアリバイがありました。

また、響は事故死した彼女の両親の才能を受け継ぐ優秀な楽器職人になるはずだったといいます。

しかし、夫婦のマイスターである横田守という男がいて、彼は海外留学をしてマイスターの資格を取りましたが、板倉が彼に会った時、それほど実力があるとは思えなかったそうです。

15年前、響と彼女の双子の姉妹の両親、幸人夫妻の追悼演奏会が行われた新宮家で、子どもだった双子の少女と、当時の孝子と蔵人に右京は会っています。

そこでクラウス・ローゼによって演奏された音を聞いて、孝子と蔵人が彼の演奏を絶賛するなか、響の姉、奏は、ヴァイオリンが以前のリサイタルで披露されたものと違う事を鋭い観察眼で指摘してしまいます。

困惑した蔵人夫婦は奏を窘めますが、奏の指摘は的確でした。

クラウス・ローゼは「彼女こそ新宮家の後継者に相応しい」と絶賛します。

その翌日に、奏は無残にもスズメ蜂に襲われて部屋で命を落としました。

響は姉の死を不審に思い、当時の担当刑事に再調査を求めますが、新宮家の助手をしていた横手と言う男が、奏が窓を開けるところを見たと証言した為に、彼女の事件は事故死と判断されてしまっていたのです。

その後、事件を追っていく中で、横田が奏事件の真相を握っているのと引き換えに、夫婦が彼を海外留学させた事や、殺されたのは奏ではなく、響だった事が発覚します。

2人は夫婦から疎まれており、常に部屋に閉じ込められるなどの虐待を受けていました。

その事を知っている姉妹の唯一の味方だった家政婦の女性、田代は、双子達に夫婦に逆らってはいけないと忠告していたことも分かります。

響に成り済ました奏は大人になってからも夫婦の元で働いていましたが、酷い言葉の暴力で人格をも否定される日々を過ごしながら復讐の時を待ち望んでいたのです。

あの日、響はクラウス・ローゼにヴァイオリンの指摘をして新宮夫婦の反感を買った奏が夫婦から報復されないよう、入れ替わりを提案したのでした。

病院に田代といた奏は響のふりをしていましたが、妹の身の危険を察知して田代が呼び止めるのも聞かず、家へ帰ったのです。

夫婦は、奏が後継者になれそうだとクラウス・ローゼから聞いて、危機感を感じ、協力して殺害したのです。

また、15年前に響が奏にヴァイオリンの違いに気付き、人見知りな彼女が姉に伝えたことも発覚します。

孝子は殺害直前に、「彼女達の母の形見」と称して双子達に優しく接しながら香水を渡すと、いつも双子が黒い服を好むことを知ったうえで、響に渡した紅茶のカップに雀蜂を入れて襲わせたのでした。

奏の真相を握る横田を脅し、孝子を殺したのも奏でした。

恩知らずと奏を罵る蔵人に右京は「貴方が響さんを殺したからでしょが!」と怒りを震わせます。

双子の入れ替わりは、彼女達が不運な環境を生き延び、お互いを守る為の唯一無二の方法だった事が伝わり、胸が痛みます。

大人になり、殺されていた筈の奏が身代わりとなった妹の復讐を胸に秘めていた切なさが残るいたたまれないエピソードですね。

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大きな事件の黒幕だった享の末路

享は、相棒Season13の最終回にて、2年前から起きている連続暴行事件の影の黒幕、ダークナイトであった事が明らかとなり、相棒を卒業します。

成宮さんがこの頃は某事件を起こしたために世間で騒がれていましたね。

このエピソードは多くの相棒ファンを落胆の気持ちにさせただけでなく、ニュースで話題になりました。

身近にいた相棒であり、何よりも犯罪を犯さなそうにみえた甲斐享が、警察関係者も見抜けないほど最強の強敵だったとは思わなかったでしょう。

享は友人の梶祐一郎の敵討ちをするために、友人を犯罪者にしないようにしながら、彼の妹を残酷な方法で命を奪った犯人を襲撃しました。

祐一郎と結託して起こした事件だと分かってから、享は逮捕という事になります。

そして、右京は上司として、一警察官として身近に行動を共にしながら犯人を見抜けなかった責任として停職処分となりました。

享は伊丹達の気配りにより、右京の見送りが許されます。

「然るべき時が来ればまた会いますよ、2人はまだ途中じゃないですか」

と享に告げた右京さんの言葉に胸が詰まりました。

お互いに相棒としてやってきた3年間の日々が回想シーンとして流れ、余計に視聴者の涙と複雑な心境を誘ったのではないでしょうか。

Season14からは新相棒、冠城亘が登場します。

亘は14、15、そして来月から放送される16でも活躍しますね。

彼が右京にとって長続きする相棒である事を祈りましょう。

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