『トットちゃん!』故・野際陽子さん役に娘・真瀬樹里が「120%の力を出して」挑む

トット

テレビ朝日で10月からスタートする『帯ドラマ劇場』の第2弾、『トットちゃん!』(毎週月〜金 12:30〜12:50)は、40年以上の長きにわたって『徹子の部屋』の司会を務め、常にエンターテインメント界の第一線で活躍を続けてきた黒柳徹子さんとその家族の激動の昭和史を描く帯ドラマです。

これまで映像化されていなかった『窓ぎわのトットちゃん』の時代からもエピソードを抜粋し、テレビ女優・一期生として活躍したNHK時代や、初めて明かされる“国境を越えた恋”まで、黒柳さんの怒涛の半生に迫っていきます。

そんなヒロイン・黒柳徹子の大親友だった故・野際陽子さん役を、野際さんの娘・真瀬樹里さんが演じることが決定しました。このほどヒロイン・徹子役の清野菜名さんと初めて対面し、熱演を誓い合いました。

■60年以上に渡って育まれた、黒柳と野際さんの友情

黒柳徹子さんと野際陽子さんの出会いは、60年以上前のNHKです。

NHKの専属女優だった黒柳さんとNHK新人アナウンサーだった野際さんは局内で出会い、すぐに意気投合。

社員食堂に集っては、仕事や恋愛について語り合う大親友に……。

その後は長年にわたってFAXでやりとりを交わす仲となり、2人の友情は今年6月、野際さんが亡くなるまで続きました。

訃報を受けて黒柳が発表した追悼の手紙には、インターネット上でも「感動した」「涙が出ました」との声が多数寄せられていました。

真瀬によると、今回の出演は黒柳徹子さんからの直々オファーがきっかけだったとのこと。

野際さんが亡くなってまもなく、「黒柳さんから “今度、こういうドラマがあるのでぜひ参加してください”とお話がありました。そこでは役柄については何もお聞きせず、“ぜひやらせてください”とお返事したのですが、それから1カ月ほどして事務所を通じて“野際陽子役”のオファーをいただき、本当にビックリしました。このタイミングで出演してよいのだろうかと、とても戸惑いました……」と、当初はかなり出演を悩んだことを告白しています。

そんな迷いを消してくれたのはほかでもない天国の亡き母だったことも明かし、「実は、“ママの役を演じてほしいと言われているけど、どうしよう”と、仏壇の前で母に話しかけたんです。すると、“やって!”と天国から声が聞こえたような気が、確かにしたんです。それからは徐々に、たとえ一部でも母の人生を“生きる”ことができるのは、とても貴重でありがたいことだなと、うれしく思うようになりました」と出演を決意した心境を語っています。

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■野際さんと遺作で共演!ヒロイン役・清野菜名も「とても似ている!!」

若かりし頃の野際さんを演じるべく、真瀬は長かった髪を30センチ以上もカットした真瀬さん。

「美容院でカットした直後、皆さんに写真を送ったら“すごく似ている!”と評判がよくてホッとしました。撮影はこれからですが、『トットちゃん!』という作品の世界に入って、古きよき“あの時代”を表現していきたいと思います」と意気込みを語りました。

そんな真瀬さんと初対面したヒロイン役の清野は「実は、『やすらぎの郷』でお母様の野際さんと共演させていただきました。1シーンだけだったのですが、真瀬さんは本当にお顔も雰囲気もとても似ていらっしゃいます。撮影で少しずつ真瀬さんのことを知って、親友役を演じていきたいと思います。ぜひよろしくお願いいたします」と挨拶。

真瀬さんも「よろしくお願いします! 20代の清野さんと親友になるべく、若くなりますね(笑)」と笑顔を浮かべていたようです。

真瀬さんの登場は、11月後半からを予定。大女優だった亡き母を演じるという大仕事に挑む、真瀬。

その熱演に期待が高まります。このほか、さらなる豪華キャストの出演も決定しました。

NHK放送劇団の担任として徹子を温かく見守る大岡龍男役に里見浩太朗さん、 そして徹子が“かあさん”と慕った大女優・沢村貞子役を浅野ゆう子さんが演じます。

珠玉のキャストが集結する、帯ドラマ劇場第2弾『トットちゃん!』は、10月からの放送スタートです。

■真瀬樹里さんコメント全文

母が他界してまもなく、黒柳さんから連絡をいただき、母の思い出話をたくさん聞かせていただきました。

そのとき、“今度、こういうドラマがあるのでぜひ参加してください”とお話がありました。

そこでは役柄については何もお聞きせず、“ぜひやらせてください”とお返事したのですが、それから1カ月ほどして事務所を通じて“野際陽子役”のオファーをいただき、本当にビックリしました。

最初、マネージャーから“どうですか?”と打診されたのですが、逆に“どう思いますか?”と聞いてしまったぐらい戸惑いましたね。

このタイミングで出演してよいのだろうかと、とても悩みました。

不思議なことに、私には時折、天国の母が語りかけてくるような感覚を覚える瞬間があるのですが、実はこのお話をいただいたときも “ママの役を演じてほしいと言われているけど、どうしよう”と仏壇の前で母に話しかけたんです。

すると、“やって!”と天国から声が聞こえたような気が、確かにしたんです……。

それからは徐々に、たとえ一部でも母の人生を“生きる”ことができるのは、とても貴重でありがたいことだなと、うれしく思うようになりました。

母が最後に出演した『やすらぎの郷』と同じ枠の帯ドラマということで、母がこの“縁”をつないでくれたのかな、とも…。

ここ最近、台本を読んだり、髪を切ったりなど準備をはじめた私のことを、母は天国から“あらあら…!”と笑って見ているのではないかなと思います。

アナウンサーからスタートした母は、美しい言葉や発音をとても意識していたので、演じるにあたって、そこにいちばん気を遣わなくてはと思っています。

また、若い頃の母と、私の記憶の中にある母とはイメージが違うところもありますし、自分の中で試行錯誤しながらそのバランスを探っているところです。

清野さんは、お会いする前にお写真で拝見していたのですが、髪型とメークでこんなに似るのかなとビックリするぐらい、徹子さんに似ていらっしゃるなと思っていました。

先ほど初めてお会いしたら、キリッとしたお顔立ちも徹子さんにそっくりでいらっしゃるなと感じました。

撮影はこれからですが、私の中の100%、いえ120%の力を出して精一杯演じていきたいですね。

『トットちゃん!』という作品の世界に入って、古きよき“あの時代”を表現していきたいと思います。

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