『ドクターX』第3シリーズ第1話から最終回まで“注目ドラマ”から全話平均20%越えの“お化け”に!

第3シリーズ

米倉涼子さんが主演する『ドクターX ~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系列)が、この10月から第5シーズンに突入します。

2012年からスタートしたこの作品は、米倉さんが演じる、群れを嫌い、権威を嫌い、束縛を嫌い、専門医のライセンスと叩き上げのスキルだけを武器に突き進むフリーランスの外科医・大門未知子が主人公の作品です。

大門未知子は「いたしません」「私、失敗しないので」という名セリフもおなじみの“異色・孤高・反骨の天才外科医”ですが、再びこの10月からこの台詞を聞くことができと思うと、嬉しい限りです。

され、この『ドクターX』特集では、これまでシーズン1、2と振り返ってきましたが、今回は第3シリーズを振り返ってみたいと思います。

多くの作品の場合、1、2で結構やり尽くした感が出てしまいシリーズ3では、なかなか視聴率を上げていくのが難しい部分もあったりしますが、この作品に関しては全く関係ないようです。

テレビ朝日といえれば、『相棒』や『科捜研の女』など、長く続く人気シリーズを生み出していますが、この作品が『相棒』『科捜研の女』と同じように、長く愛される作品になっていくのかどうかは、この第3シリーズの出来栄えで左右されるといっても過言ではないのではないでしょうか。

■制作発表記者会見

この第3シーズンの制作発表記者会見は、2014年9月30日に六本木テレビ朝日の本社にて行われました。

米倉さんほか、遠藤憲一さん、内田有紀さん、勝村政信さん、岸部一徳さんといったレギュラーメンバーに加え、新キャストの渡辺いっけいさん、内藤理沙さん、庄野崎謙さん、北大路欣也さんたちがそれぞれ役衣装で出席しました。

この時、米倉さんは「私、失敗しないので」「いたしません!」という台詞について、このように語っていました。「2年前は、“いたしません!”、“失敗しないので”とか、言うのがぎこちなくて申し訳ない気持ちがあったりしたのですが、最近は言うのが気持ちが良くて……(笑)。これって本当の気持ちをのっけて言っても怒られなさそうだなと思いながら最近はやっています」と。

すっかり、米倉さんご自身に大門未知子が染みついているかのようにコメントしていました。

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■日本医学界の頂点「国立高度医療センター」が舞台

この第3シリーズで、米倉さん演じる大門未知子の次なる戦いのステージとなったのが、日本医学界の頂点「国立高度医療センター」です。

日本最高峰の医療技術を世界に示すべく、国が威信をかけて作った“日本医学界の頂点に君臨する特定機能病院”。

しかし、その実態は、東西を代表する「東帝大学病院」と「西京大学病院」による覇権争いの場でもありました。

そんな中、大門未知子は「目の前の命を救う。それを自分の命ある限り、続けるだけ」という信念に従い、突き進んでいったのです。

初回は、2週連続で15分拡大スペシャルで放送され、21.3%の好発進。そして、この第3シリーズは全11話すべて20%超えという恐ろしい数字を叩き出し、同年12月18日放送の最終回では27.4%という高い数字をマークしました。

■キャストをチェック!

  • 大門未知子 … 米倉涼子
  • 海老名敬 … 遠藤憲一
  • 城之内博美 … 内田有紀
  • 加地秀樹 … 勝村政信
  • 加藤峰司 … 渡辺いっけい
  • 双葉健児 … マキタスポーツ
  • 足柄信太郎 … 高橋和也
  • 阿智祥三 … 木下隆行
  • 関ヶ原朋子 … 内藤理沙
  • 井川真澄 … 庄野崎謙
  • 橋口礼 … 松島花
  • 蜂谷宗造 … 古谷一行
  • 蛭間重勝 … 西田敏行
  • 黒部徹也 … 中尾彬
  • 談合坂昇 … 伊武雅刀
  • 白木淳子 … 高畑淳子
  • 神原晶 … 岸部一徳
  • 天堂義人 … 北大路欣也
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■初回から大物の手術でスタート

第1話は、毒島隆之介(伊東四朗さん)の手術でスタートしました。

毒島といえば、第1シリーズで大門とやりあった人物。しかし、大門の腕をよく理解もしておりました。

毒島は、妻と豪華客船に乗ってクルージングを楽しんでいましたが、船が座礁し、毒島は怪我を負います。

そこで、たまたま大門が毒島の処置を施しました。

国立高度医療センターに移った後、毒島は心臓腫瘍の特患として運び込まれます。

国立高度医療センターは、東帝大学派閥と西京大学派閥が戦っていたため、毒島の手術は、東西の派閥争いで優位になる為には必須。

どちらが手術するか、というところでした。

しかし、毒島は未知子による手術ではなく、後進の育成の為になるようにしてもらいたいと未知子の手術を断りましたが、毒島の妻・晴子は、何とか夫を助けたいと、大門未知子に手術をお願いしたいと伝えたのです。

手術はすでにスタートしていましたが、病院のメンバーでは手に負えません。

そこへ現れたのが大門未知子と城之内博美でした。

手術は無事に成功させましたが、理事である天堂義人は日本の医療制度そのものを根底から覆す大きな野望を抱えており、そのために東西の派閥争いを無くすために、戦略統合外科を設置し、更に毒島の手術で手腕を発揮した大門未知子と城之内博美を雇ったのです。

■どんどん高額化する請求書とメロン

毒島の手術が成功し、名医紹介所所長は「今回は、うちの大門と城之内を使っていただき、ありがとうございました。請求書です、メロンです」と病院側に請求しにやってきました。

事務長の加藤峰司(渡辺いっけいさん)が「ちょっと……」と請求書の金額を確認しますが、「高すぎる!」と驚きです。

しかし、これに対し、天堂は不気味なほどあっさりと報酬を支払ったのでした。

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■第3シーズンの最終回は衝撃的な結末!?

この第3シーズンでは、外科部長・富士川清志郎(古田新太さん)が登場したり、ゲストも一段と豪華になりましたが、このシーズの語る上で忘れてはならないのが、名医紹介所所長であり、大門未知子の師匠でもあり、親代わりでもある神原晶の手術です。

突然倒れ込み、数日家に帰ってこない日がありました。

すると、大門未知子にも内緒で天堂に頼んで極秘入院していたのです。

晶の体は肺がん、脳転移、狭心症に蝕まれており、どう見ても手術は無理な状態でした。

晶も「もう誰にも手術出来ないわ。寿命ってやつ。諦めなさい」と……。

そんな中で、昔の大門についても語られる一幕もありました。

大門未知子の父と仲の良かった神原晶を訪ねて、大門は海を渡り弟子にしてくれ、と頼みました。

「昔はグズだった。ここまでよくついて来てれたと思う」と晶は振り返ったのです。

大好きな人を助けたい、“一番やりたい手術”なのになかなか進むことができない大門。

その折り、いつも晶と通っている銭湯でこんなこともありました。

風呂屋の番台さんがふいに、「アンタの連れ、最近来ないね。このロッカー片付けてくれるかい」と男湯のロッカーの鍵を渡されたのです。恐る恐る開けてみると、そこにはどーんと数億円のお金。それと、「大門未知子外科病院」の建設プロジェクトが入ったファイルが入っていたのです。

どうやら、神原はマネージャーとして病院から大門の報酬として受け取った金を、大門の病院を建てるために貯めていたようです。

なんとか神原の手術ができるようになり、一度は難しい局面もありましたが、なんとか晶を救うことができ、なんと最後は大門が宇宙旅行を楽しんでいるというシーンで締めくくられました。

そうです、あの銭湯のロッカーに入っていた数億円のお金は、病院の立ち上げには使われず、大門の宇宙旅行でパーっと消えてしまったのでした。

この第3シリーズは全話平均22.9%と大台超えが続き、これまた大きな記録を残したのでした。

この時期、TBSでは『半沢直樹』も高視聴率を叩き出しており、低迷気味のテレビ業界ですが、このキラーコンテンツの快挙もあったことで、テレビに関する話題も多くネットニュースなどでも取り上げられていました。

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