017年春にはじまったNHK朝ドラの「ひよっこ」。
有村架純さん演じる、谷田部みね子の幼なじみの助川時子の女優になる夢のために受けた「オーディション」の前後が話題になっています。
オーディション後に時子とみね子が訪れた、噴水のある公園はいったいどこなのでしょうか。
この公園を中心にロケ地を紹介したいと思います。
目次
「ひよっこ」ロケ地紹介!噴水のロケ地はどこ?:ドラマでの設定は日比谷公園ですが…
#ひよっこ【公園のロケ地】時子を元気付けるために、みね子らが三男と待ち合わせをした「日比谷中央公園」という設定の公園は、神奈川県相模原市の県立相模原公園でロケされていました。奥の方に見える相模原麻溝公園の展望台「グリーンタワー相模原」は、CG加工で消されているようです。 pic.twitter.com/hciXtacgsN
— すっぴんさん (@musicapiccolino) May 18, 2017
小さいころからの夢、「女優になる」を叶えるために、助川時子はNHKのオーディションを受けました。
しかし、高校卒業まで暮らしていた奥茨城村での生活で身についた方言はなかなか抜けませんでした。
オーディションでは方言まるだしだったため、落選してしまいます。
幼なじみでもあり、高校の同級生でもあり、集団就職で同じ向島電機で働く仲間でもあります。
時子の落ち込み具合をみた、みね子は幼なじみの三男(みつお)に手紙を書くことにします。
ひさしぶりに奥茨城村出身の幼なじみで会おうと。
三男は時子に小さいころから片想いをしているので、時子を楽しませてくれるはずです。
三男が選んだ場所は東京のど真ん中にある大規模公園の「日比谷公園」でした。
大きな噴水の周りにはたくさんの人がいて、休日を楽しんでいるようでした。
みね子や時子、それに三男はほんとうに小さい頃からの友人でさまざまなことで楽しんだり、悲しんだり、困難を乗り越えてきました。
だからこそ、言葉が少なくても言いたいことが言えなくてもどこかで心が通じ合っているようでした。
この緑豊かな自然と噴水で心が安らいだせいかもしれませんね。
さて、この公園の設定は日比谷公園です。
東京の都心にあり、そして皇居からほど近い場所にあります。
現在の公園にはいくつかの古い建物もありますが、画面からは少し、日比谷公園とは違うような雰囲気でした。
それもそのはず、実際にロケで利用されたのh神奈川県の「相模原公園」でした。

引用元:http://blog.livedoor.jp/iris_memories/archives/1366602.html
大きな噴水から伸びる並木道はメタセコイアの木です。
春から初夏にかけては新緑がまぶしく、また晩秋には黄色になった葉が冬の訪れが近いことを教えてくれます。
フランス庭園をイメージした噴水広場や菖蒲を中心として草花を栽培している水無月園、それに大きな温室が特徴的な「グリーンハウス」など多くの施設があります。
自然好き、花や木が好きな人にとっても楽しめる公園です。
朝ドラのシーンでは春から初夏にかけての訪れた雰囲気でしたが、実際にはまだ肌寒い冬の時期にロケが行われたようですね。
https://twitter.com/pearl3939/status/867585934832787456
撮影の合間のオフショットではダウンジャケットやベンチコートを着込んで寒そうです。
しかし、3人話している姿はドラマ同様、昔から仲が良い幼なじみのようです。
また、実際には相模原公園の噴水の奥にはタワーと低層階の建物があるのですが、見事にCG処理で画面上から消えていました。
<相模原公園>
住所:神奈川県相模原市南区下溝3277
アクセス:JR相模原線「原当麻駅」からバスにて約5分、「相模原公園前バス停」下車すぐ、小田急「相武台駅」からバスにて約20分、「相模原公園入口バス停」下車すぐ
URL:http://www.sagamihara.kanagawa-park.or.jp/
<グーグルマップ>
「ひよっこ」ロケ地紹介!噴水のロケ地はどこ?:時子がオーディションを受けたNHKは?

引用元:http://konikoni5243.cocolog-nifty.com/blog/2009/01/post-8cf4.html
生まれて初めてオーディションを受ける時子。
試験・面接会場の手前の控室までは幼なじみのみね子が一緒についてきてくれました。
オーディションの場所はNHK放送会館という設定でしたが、現在の放送会館は渋谷区神南にある鉄筋コンクリートの建物。
現代的なものでドラマの時代設定である昭和40年代とは合いません。
そこでロケ地として選ばれたのは、重厚なレトロ感が漂う近世ゴシック建築の「茨木県庁三の丸庁舎」です。
昭和40年代のNHK放送会館はどのような感じかわかりませんが、この三の丸庁舎をみてるとまるでこちらが本物だと思ってしまうような錯覚になります。
このレトロ感と重厚さはNHKという名前からくるイメージにぴったりですね。
昭和5年に建てられた三の丸庁舎は2011年の東北大震災後に耐震補強の観点からそれまであった4F部分が撤去され3F建てとなりましたがそれでも充分にレトロ感は残っています。
また、内部も改修はなんどかされていますが、大理石の手すりがある大階段やそこにいるだけで、昭和初期にタイムスリップしてしまう感覚の廊下など雰囲気がとても良いところです。
県庁舎としての役目は新庁舎へ集約されていますが、ドラマや映画のロケ地として多くの作品で利用されています。
また、三の丸庁舎だけでなく周辺の公園も併せて利用されているようです。
<茨城県庁 三の丸庁舎>
住所:茨城県水戸市笠原町978-6
電話:029-301-1111
開館時間:8:30~17:15
URL:http://www.pref.ibaraki.jp/index.html
<グ―グルマップ>
「ひよっこ」ロケ地紹介!噴水のロケ地はどこ?:増上寺でひよっこロケ?
芝の増上寺に行ったらやけに昭和っぽい衣装の女の子たちが。なんと #ひよっこ のロケらしい。知った顔の女優さんはいなかった。#東京タワー は地デジ部分をCGで消すのだろう。 pic.twitter.com/nbgJYfaQuQ
— 北川 宣浩 (@kitagawa0216) May 16, 2017
2017年5月16日に気になるツイートがアップされていました。
東京の芝の増上寺という場所で昭和な服装をした女性たちがいてどうやら、ひよっこのロケだったとのこと。
どのシーンかはまだわかりませんが、増上寺ということは東京タワーが見える場所なので、昭和の東京の象徴である東京タワーの撮影をしていたかもしれませんね。
また、この出演者たちは東京タワー見物に訪れた人たちという設定かもしれません。
ただ、ツイートの指摘通り、昭和の東京タワーには地デジ対応の設備がありませんのでこれまたCGで消すのでしょうね。
<増上寺>
電話番号:03-3432-1431
住所:東京都港区芝公園4-7-35
アクセス:JR、東京モノレール「浜松町駅」から徒歩10分、都営地下鉄三田線「御成門駅」から徒歩3分
URL:http://www.zojoji.or.jp/
<グーグルマップ>
「ひよっこ」ロケ地紹介!噴水のロケ地はどこ?:みね子たちが訪れた海水浴場は?
どう見ても、これは 泳いじゃいけない海だよ。#ひよっこ pic.twitter.com/ndWyodhHHg
— すっぴんさん (@musicapiccolino) May 23, 2017
お盆休みに帰省することができなかったみね子や時子は女子寮の同室のメンバーとともに海水浴に出かけることにします。
実家に「お盆には帰省しない」ことを伝えていたみね子ですが、家計を助けるために東京で働いているのに小さい妹や弟をおいて自分だけ楽しいことをしていいのかな?と少しふさぎ込んでいました。
しかし、妹と弟から帰ってきた返事には「水着をきて海水浴を楽しむ、みね子や時子たちの絵」がはいっていました。
これで心置きなく、海水浴を楽しむ予定でしたが…しかし、当日の天候は雨。
せっかく期待していたのに残念です。
みんなの願いが叶ったのか、夕方近くになって天気が回復し、みんなで海へ繰り出します。
しかし、なぜか水着を着てなかったですね。
Twitterではこの場面の話題が瞬間的に多かったようです。
さて、この海岸ですが、特に特徴もなくどこの海だろうと思っていたら地元からのつぶやきが。
#ひよっこ 海水浴場ロケ地。茨城県高萩市のあたりではないかと。冬の太平洋側の波って感じで、左手奥に陸地の出っ張り、右手低い太陽、夏の午後4時ころではないなぁ。でも西日にみせたかな?
— くまさん。 (@kumasan0422) May 24, 2017
ただ、撮影したのはおそらく昨年の冬から今年の春にかけてだと思いますので太陽の位置はCGで合成しているのではないかと思います。
正確な住所はわかりませんが、候補として「茨木県高萩市の海岸」ということで一旦、アップしておきます。
しかし、このシーンの撮影が春だとしても水着をきて海には入れませんね。
裸足になって足だけ海に使って、綿引さんが歌っていたのも大変寒かったと思います。
まとめ:ひよっこたちの成長とともに東京の成長も楽しめます
皆さん、こんにちは♪先週の公式Instagramの投稿で1番コメントが多かった写真はこちら(5/22正午時点)。すみっこ澄子の後ろのポスターは、みね子と時子と三男の青春映画風ポスター。第8話に登場したんですよ( *`ω´)ノhttps://t.co/bs2j5YRfGb pic.twitter.com/2yhDZeSxqu
— 連続テレビ小説「ひよっこ」【公式】 (@nhk_hiyokko) May 22, 2017
昭和40年代、高度成長期にはいり日本の首都である東京は大きな成長を遂げていきます。
その中で、今回のヒロインの谷田部みね子や幼なじみ、向島電機の同僚などの「ひよっこ」たちもどんどん成長していきます。
当時の建物はそのまま残っているわけではありませんが、昭和40年代の東京の街並みが疑似的に体験できる楽しみもありますね。