先に生まれただけの僕から学ぶ生徒の指導方法解説してみる!「アクティブラーニング/ペップトーク編」

先に生まれただけの僕

櫻井翔さん主演のドラマ「先に生まれただけの僕」。

とある私立高校再建のため、教師たちの授業の方法を見直すことになり、第3話4話で紹介された「アクティブラーニング」が話題となりました。

また第5話で登場した「ペップートーク」という手法にも注目が集まっているので、今回はこの2つについて詳しく説明いたします。

アクティブラーニングとは?

第3話で櫻井翔さん演じる鳴海校長が数学の授業を行うことになり、徹夜で準備した講義の手法が「アクティブラーニング」というものでした。

一言で言えば「アクティブ=能動的に、ラーニング=学ぶ」ということ。

つまり、教師が一方的に授業を展開し、それを生徒がただ受動的に聞いているという授業ではなく、生徒が自分から学ぼうとする意識を引き出す手法なのです。

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「先に生まれただけの僕」にて、アクティブラーニング法による授業

引用:http://7net.omni7.jp/detail/1400680242

「先に生まれただけの僕」では、鳴海先生と島津先生がこのアクティブラーニングを取り入れた授業を展開しましたが、鳴海先生のほうは最終的には失敗に終わり、島津先生は大成功の授業となりました。

♦︎鳴海が行った授業内容

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引用:https://ameblo.jp/arashimimiko/entry-12323874873.html

問題となる数式を与え、数式が解けた人は鳴海に耳打ちし、自分の名前が書かれたマグネットを黒板のスタートの枠からゴールの枠に移します。

生徒同士は自由に解き方を教え合って、制限時間30分で生徒全員が解けることを目標とします。

♦︎島津が行った授業内容

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引用:https://thetv.jp/news/detail/125204/

黒板に英語の構文を書きます。

3つの間違いがある「間違い探し」の用紙を生徒たちに1枚ずつ配り、黒板に書かれた英語の構文をヒントに間違いを探します。

生徒はパートナーと英語だけで会話し制限時間10分で全ての生徒が3つの間違いに気づくことができることを目標とします。

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♦︎2人の違いから分かるアクティブラーニングのポイントは?

どちらも生徒たちがお互いに協力しながら自分たちの力で答えにたどり着くことを目標とするという点では同じで、どちらも生徒たちの意欲を引き出す「アクティブラーニング」の手法をとったものです。

しかし、鳴海先生の授業は数名が答えにたどり着くことなく終わってしまいました。

この2人の大きな違いは、鳴海は「目的」だけを与えたのに対して、島津は「簡単な目的」と「手段」を与えました。

その手段というのは、黒板に書かれた構文のことです。

鳴海の授業の目的が数式を解くことだったのに対し、島津の授業では、簡単な問題を設定し、その答えを出すことよりも、英語でお互いにコミュニケーションをとり、意思疎通を図ることです。

問題の答え自体は簡単、でもそれを英語で伝えるために生徒たちは、知っている単語と手振りを交えて必死で相手に伝えようとしていました。

これがアクティブラーニングの1番大切なポイントなのです。

生徒たちが自分たちの意志を持って、「もっと学びたい」「知りたい」と思わせること。

問題が難しすぎたり、簡単すぎたり、目的がブレてしまっては生徒たちがそれ以上学びたいとは思えません。

またドラマでは、アクティブラーニングを成功させるために「ペップトーク」という手法も紹介されました。

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ペップトークとは?

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引用:http://realsound.jp/movie/2017/11/post-127248.html

「Pep」は、英語で元気や気力という意味があります。

ペップトークとは、ポジティブな言葉を活用して誰かを激励する話法を指します。

「先に生まれただけの僕」第5話ではこのペップトークがテーマとなりました。

蒼井優さん演じる真柴先生がペップトークについて学び実践した結果、真柴のたった1つポジティブなクラスへの呼びかけが、最終的には学校全体に広がっていきましまよね。

この学校で、最も優秀で、最もクリエイティブなメンバーの集まりだから!

(中略)

そして、その答えを見つけたとき、君たちはきっとこう叫ぶ…「やったぜぃ!」

引用元: 先に生まれただけの僕 5話 真柴のペップトークより一部抜粋

真柴は決めていたセリフの最後をど忘れしてしまいましたが、実践した効果は絶大でした。

そのポジティブなたった一言が人を意欲的に動かすきっかけとなることがあります。

そうして、そういった意欲を持ったもの同士が集まって、ポジティブな方向に物事が進んでいくのです。

この話法は、先に紹介したアクティブラーニングをより効果的にすることができます。

生徒たちが自分たちで学びたい、知りたいと思うように課題を提示し、それに加えてペップトークという、ポジティブな言葉をかけることでより意欲的に生徒を物事に向かわせることが出来るのです。

先僕から学ぶ生徒の指導法まとめ

「先に生まれただけの僕」は、経営難の私立高校を立て直すため派遣された校長が様々な面から学校の再建を図るというもの。

舞台は教育現場ではありますが、実は一般社会の中でも活かすことの出来る内容がたくさんあります。

アクティブラーニングやペップトークもその1つ。

上司から部下への指導法が大変難しいとされる現代では、若い社員たちをいかにやる気にさせ能動的に考え仕事に向かわせるかは先輩の手腕次第と言えます。

ただ怒るだけでは今の若者はヘソを曲げてしまい逆効果。

だからといって甘やかすだけでは成長しませんよね。

しかし、このアクティブラーニングをヒントに、やるべき課題とその課題に取り組むための材料を与え、いかにその材料を生かしながら課題に取り組むのかを、自分から意欲的に考えられるよう、相手をやる気にさせる言葉がけもとても大切です。

そういった面では、全ての社会人が学ぶべき指導法であり話法をだと言えますね。

今後この改革で京明館高校がどのように変わっていくのか楽しみですね!

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