わろてんかのモデルとは?各登場人物の対応する実在した人物紹介まとめ!!

わろてんか

10月2日視聴率20%を超える好スタートを切ったNHK朝の連続テレビ小説「わろてんか」。

そんな「わろてんか」はヒロイン・てんや、一部の登場人物が実在した人物をモデルとしていることが話題となっています。

そこで今回は「わろてんか」のモデルとなっている人や場所についてリサーチしてみました!

わろてんかのモデルは?

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引用:https://marumaru7202.momorinn.xyz/3192.html

ヒロインのモデルは吉本興業の創業者!

葵わかなさんをヒロインに迎えたNHK朝の連続テレビ小説「わろてんか」が10月2日スタートしました。

豪華な俳優陣はもちろんですが、実はこの物語にはモデルとなった人物がいるということが大変話題になっています。

葵わかなさん演じる「わろてんか」のヒロイン・藤岡てんは、吉本興業の創業者である吉本せいという女性をモデルにしています。

吉本興業と言えば、明石家さんま、ダウンタウンなど現在のお笑いブームの中核を担う数多くの人気芸人を輩出し、お笑い界を牽引する存在です。

そんな吉本興業は実は明治時代に1人の女性によって始められたのです。

それが藤岡てんのモデルとなった吉本せいという人物です。

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引用:https://twitter.com/hashtag/%E5%90%89%E6%9C%AC%E3%81%9B%E3%81%84

「わろてんか」では、てんは老舗薬問屋の娘で、笑い上戸の明るい女の子という設定で描かれていますが、実際の吉本せいは”笑いの女王”と呼ばれる一方で、その人生は決して笑いばかりではありませんでした。

せいは兵庫県明石市で米穀商・林家の12人兄妹の三女として生まれました。

実家についてはまた後で詳しく触れますが、実家の設定も実際とは大きく異なっています。

せいの家は決して裕福とは言えず、当時の義務教育小学四年までを終えると、学業が優秀であったにも関わらず、船場の実業家に奉公として出されました。

この奉公先の主人がかなりの倹約家だったため、奉公人や女中への食事などは散々なものだったと言われています。

その後19歳で、せいは「箸吉」を営む吉本家の次男・吉本吉次郎と結婚。

吉次郎の父の死後、彼は吉兵衛の名を襲名しました。

この男がどうしようもない最低な男だったのです。

日露戦争後の不景気で経営が傾く「箸吉」を立て直すどころか、芸能が好きで遊んでばかり。

債権者への対応をせいに任せた挙句、債権者が帰った後には断り方が悪いとてんを怒鳴りつける始末。

ついには芸能好きが昂じて自分でも芸能興行をやってみようとして、騙されて家業を廃業にまで追い込んでしまいます。

それに加えて姑からのいびりもひどく、実家に身を寄せますが、父から追い返されてしまいます。

8人の子供の母だったせいは、内職や働きに出たりして必死で家計を支えました。

詳しくはこちらで「吉本せい」について紹介しています。
わろてんかのモデルは吉本せい?

吉本興業の始まり

1912年、芸能好きが昂じた吉兵衛は、「第二文芸館」を買い取りました。

とは言っても、貧しい吉本家には買収資金もなく、せいが頭を下げて金策に周り、実家にまで助けを求めて、ようやくこぎつけたのでした。

この「第二文芸館」での寄席が、「吉本興業」の始まりでした。

寄席が数多くあった天満で、より多くの客を入れ入場料を稼ぐためにせいはあらゆる工夫をしました。

客の回転率を上げる工夫だけでなく、芸人の身支度などを行い芸人からの信頼を得たり、物販という方法を思いつき、入場料以外に収入を得るなど、せいの機転の良さが発揮されました。

その涙ぐましい努力により、吉本興業部は多角経営していた複数の寄席を「花月」と改名し、事業が軌道に乗り始めた頃、せいをまた不運が襲います。

それは、末っ子の二男が生まれて間も無く吉兵衛が37歳という若さで亡くなったのです。

せいは、実弟2人を呼び寄せ吉本興業を手伝わせました。

優秀な2人の実弟はますます吉本興業を発展させますが、まだまだ納得のいかないせいが目をつけたのは、横山エンタツと花菱アチャコの二人でした。

2人は何か新しい万歳をしたいと考えており、その新しい万歳が学生やサラリーマンにウケ、大人気芸人となりました。

これを機に吉本興業の主力は落語から万歳へと変わり、音だけを残し「漫才」が誕生したのです。

せいは、まさしく芸能という世界を変えたのです。

その後ラジオが普及し、ラジオで漫才が放送されるようになると、吉本興業の名は全国へ広まり、1938年(昭和13年)、吉本興業部は吉本興業株式会社となったのを機にせいは一線から引くことを決意。

日本中に笑いを届けた吉本せいですが、幸せな家庭は手に入れることはできず、晩年はさみしいものでした。

華々しい人生を歩んでいるようで、どこか寂しさもある、苦労人の一生だったのです。

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わろてんかのモデル:実家の藤岡屋は実在する!?

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引用:http://twitterism.net/archives/10267/3

「わろてんか」の主人公である藤岡てんがどのような人物をモデルにしているかはお分りいただけたかと思います。

前述したように、モデルにしてはいるものの、実際のところとドラマの設定とでは違っている部分も多々あります。

そのうちの1つに、てんの実家の設定があります。

先ほど言いましたが、てんの実家は藤岡屋という京都の老舗薬問屋という設定ですが、吉本せいの実家は米穀商です。

老舗でもなければ、ドラマで描かれるような規模ではなくとても小さい商店を父・林豊次郎が明石から大阪に出てきて始めました。

商売自体は規模は小さいながらそれなりに繁盛していたようで、裕福ではないけれどとても貧乏だったというわけでもなかったようです。

ですから、ドラマに登場する藤岡屋は、完全にオリジナルストーリーであって実在するものではありません。

わろてんかのモデル:藤吉はどんな人?

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引用:https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/interview/1125184

「わろてんか」に登場する北村藤吉という人物も実在する人物をモデルにしています。

松坂桃李さん演じる北村藤吉は、京都の薬師祭りで藤岡てんと出会い、日本一の芸人だと名乗るが、本当は名も無い旅芸人でした。

この藤吉のモデルとなったのが、先ほど登場した後に吉本吉兵衛を襲名した吉本吉次郎です。

ドラマの設定では、藤吉の実家は米問屋「北村屋」ですが、実際は「箸吉」という荒物問屋だっそうです。

前述したように吉本吉兵衛は、日露戦争後の不景気で経営が傾く中、なんの努力もせず芸人遊びの毎日を送るどうしようもない男でしたが、芸のことに関しては玄人でした。

その事業が軌道に乗ったのには、妻である吉本せいのアイディアや戦略のおかげでしたが、吉本せいとともに、「吉本興業」の創業者として名を残しています。

ドラマでは、藤吉と恋に落ちるてんは駆け落ちを試みますが、藤吉の母に反対されたため、藤吉は「北村屋」の抱える借金を返済して結婚を認めさせようとします。

芸人仲間・キースの儲け話に賭けた藤吉は、不良品を大量につかまされ「北村屋」を廃業に追い込んでしまいます。

すこし経緯は違うものの実際のストーリーと重なる部分もあるようです。

モデルとなった吉兵衛は芸を好むだけであって、芸人ではありませんでしたが、ドラマでは、芸の才能のない三流芸人という設定です。

また、実際にはロクでもない夫で妻のせいを大変苦労させた男でしたが、ドラマではてんを愛し大切にしているように描かれ、事業に成功するも家庭的な幸福を得られなかったせいへのすこしもの救いなのかもしれません。

詳しくはこちら!

わろてんかのモデル紹介!松坂桃李は誰の役!?

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わろてんかのモデル:兄・新一はどんな人?

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引用:https://mantan-web.jp/article/20171014dog00m200003000c.html

「わろてんか」第2週で衝撃の死を遂げ「新一ロス」を起こして話題となった、てんの兄・新一。

この兄・新一にはモデルとなった人物がいるのでしょうか。

吉本せいには信之助という兄がいましたが、兄に関する情報はほとんどなく、ドラマで描かれるような薬学部出身であるとか、生まれつき病弱で早くに亡くなったなどの事実は確認できませんでした。

せいが吉本興業を発展させていく上で、歴史に名が残っているのはせいの2人の実弟・林正之助と弘高です。

この2人は、吉本吉兵衛が亡くなった後、せいが呼び寄せ、吉本興業を支える重要な人物たちとして名を残しています。

しかし、ドラマで描かれるような、薬学の道を志すも、喘息のために入院するなど生まれつき病弱な新一のような側面は一切情報として残されていないことから、兄・新一はドラマのオリジナルキャラクターだと思われます。

わろてんかのモデル:リリコはどんな人物?

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引用:https://news.goo.ne.jp/article/abematimes/entertainment/abematimes-3115904.html

「わろてんか」に登場する人物の中にもう1人、そのモデルになった人物は誰なのかと話題になっている人物がいます。

それは、てんの恋のライバル・秦野リリコです。

広瀬アリスさん演じる秦野リリコの役どころですが、幼い頃から旅回りの一座で育ち、後に転がり込んでくる北村藤吉を兄のように慕い、恋心を抱くという設定です。

藤吉はてんのことを好きになりますので、彼女を疎ましい存在として敵視して、ふたりの仲を裂こうともします。

藤吉とてんはやがて恋仲になりますが、たびたびリリコは妨害をするようで、ふたりはリリコにかなり振り回されるようです。

てんに旅の様子をずっと手紙で送っていた藤吉が、芸の道を諦め実家に帰っていることを伝えたのもリリコでした。

そんなリリコのモデルとなった人物については、まだ確定できる要素がないため調査中です。

1番有力な情報として、ミスワカナという人物がモデルなのでは?と言われていますが、残されているミスワカナの情報と一致する部分はあまりないため、オリジナルキャラクターの可能性も高いです。

そのミスワカナというのは、ヒロポンに溺れて死んだ悲劇の天才漫才師と言われています。

吉本興業の芸人のスカウトに力を入れていたせいの実弟・林正之助はミスワカナの漫才を見て衝撃が走ったと言います。

すぐに吉本興業にスカウトするが、自由奔放な性格のミスワカナを手に負えず、一回は追い出しますが、やりがいに磨きのかかったミスワカナをもう一度呼び戻したそうです。

とても才能のある女芸人という部分だけは、一致しているかもしれませんが、そのほかにはモデルと言えるような確たるものはありません。

もう1人モデルなのでは?と思われるのが竹本綾乃助という女芸人。

女義太夫であり、大阪で一躍人気を博し東京でスターとなるという部分は重なりますが、吉本吉兵衛は1886年生まれ、竹本綾乃助は1875年生まれなので、兄のように慕う、というストーリーとは違います。

また1885年には上京していて1898年には結婚を機に寄席を一度退くという事実を見ても吉本興業との接点はなさそうですね。

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わろてんかのモデル:伊能栞編!

わろてんかのモデル【高橋一生編】颯爽と登場、彼が演じる伊能栞とは?

わろてんかのモデル:最後に…

「わろてんか」の主人公・藤岡てんやその恋人・北村藤吉は実在する人物をモデルにしており、モデルとなった吉本せいと吉兵衛が吉本興業を立ち上げ発展させるまでの実際のストーリーを元に描かれているドラマ「わろてんか」。

重要人物が実在の人物をモデルとしていることから、登場する人物のモデルとなった人がいるのでは、とどの人物にも注目が集まっています。

実際のストーリーは、ドラマチックなことばかりではなく、ドラマで描かれるのは吉本せいの華々しくも悲しく寂しい人生のほんの一部です。

しかし、今のお笑い界において確たる地位を築く「吉本興業」は1人の商才ある女性と、芸を愛した男性によって作られたという部分は共通です。

これから、ドラマの中で2人がどのような壁を乗り越えながら、その地位を築き上げていくのか、2人を邪魔する人物たちの登場も楽しみですね。

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