陸王にて、足袋シューズの開発には「シルクレイ」が必要?

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陸王では、足袋の豆知識も紹介されていましたね!今後「シルクレイ」に関しても話題が集まることでしょう。

放送後すぐに「陸王」と呼ばれるランニング足袋が話題となりましたね。

いったいこの「陸王」とはどのような足袋なのか、実在するのか、など詳しくまとめました!

足袋シューズ「陸王」の開発

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引用:http://eiga.com/news/20170809/1/

ドラマタイトルになっている「陸王」とは、老舗足袋製造業者「こばせ屋」の4代目社長で主人公の宮沢鉱一が、衰退の一途を辿る足袋産業の将来を危惧し、新規事業として開発した裸足感覚に近い足袋のようなシューズです。

ドラマの中で、実在したマラソンランナーの金栗四三さんが足袋を履いて走ったというエピソードから、この新商品の開発を思いついた鉱一。

普通のランニングシューズよりもランニング足袋が優れていると考えたのはどうしてなのでしょうか?

鉱一がこだわり、追求する”裸足感覚”が走ることにどのようなメリットを与えるのでしょうか?

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「ミッドフット着地」とは?ランニング足袋のメリット!

ランニングで怪我をする原因の1つがシューズのソール部分にあると言われています。

人が走る上で、その走法には、かかとから着地つま先で蹴るヒール着地、足の中央部で着地するミッドフット着地、つま先に近い部分で着地するフォアフット着地の3つがあります。

現代のランニングシューズは、ソール部分が分厚くなりすぎてヒール着地になりやすいそうですが、このヒール着地は、膝の故障を招きやすい走法なのです。

体への負担が最も少なく長い距離を走ることが出来る走法がミッドフット着地で、これは人間本来の走り方なんだそう。

この走法を実現するために必要なのは、底の薄い靴を履くこと、つまり、足袋のようなシューズがミッドフット着地修得を可能にするのです。

それを知った鉱一は、足にぴったりフィットし、地面をしっかり捉えることのできる足袋のようなランニングシューズ「陸王」の開発を決めるのです。

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「陸王」の課題:足袋のソール部分の改良が必要?

こうして裸足感覚をとことん追求した、足袋のようなランニングシューズ「陸王」の開発を始めた鉱一。

試行錯誤しながら、次から次へと改良を重ねる中で浮き彫りになった大きな課題は、やはりソール部分。

ソールが薄ければ薄いほど、人間本来の走法を維持した状態で走ることが出来る一方で、生ゴムで作られた薄いソールは、地面の凸凹が直に足に感じられるほど繊細で、クッション性がありません。

そのため、走っていると徐々に痛みすら覚えるほどでした。

膝への負担が少ない走り方を実現出来ても、違うところを怪我するようでは全く意味がありません。

また、足の股の痛みも問題でした。

足袋のようなランニングシューズということで、足袋の形を実現すると指の股が痛くて走れなくなってしまったのです。

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改善点① つま先を丸める

足袋と同じ形にこだわって作った試作品第一号は足の指の股が走るのには不向きだということがわかった鉱一は、当て布をするなどの案も出ましたがどれもしっくりきません。

そこで、二股を諦め、思い切ってつま先を丸めることに。

ぱっと見も和風テイストのシューズに見えてなかなか良い、と手応えを感じましたが、やはりもう1つの課題、ソール部分がどうしてもうまくいきません。

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改善点② ソール部分に新素材「シルクレイ」

足の指の問題は改善出来ましたが、問題のソール部分については、薄い生ゴムのソールではどうしても耐久性が弱くなってしまいます。

だからと言って耐久性を強くするために、分厚くしてしまっては、従来のシューズと変わりありません。

途方にくれる中で鉱一が出会うのは、「シルクレイ」という素材です。

繭を特殊加工して作った素材です。

繭は、強靭で軽く防虫効果もあり、なおかつ自然素材なため環境にも優しいためソールの素材としてはピッタリなのです。

このシルクレイを使えば、薄いソールでありながら、耐久性と持久性を持たせることが可能になるかもしれません。

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「陸王」の足袋のモデルは実在する!?

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引用:http://dorama-anagura.xyz/%E9%99%B8%E7%8E%8B/82

この物語には原作やモデルはなく、完全オリジナルストーリーで書き下ろされたものですが、作者がある実在する会社を訪れ参考にしたそうです。

その会社は老舗足袋メーカー「きねや足袋株式会社」。

この会社が開発した「MUTEKI」と名付けられた足袋ランニングシューズがモデルなのではと話題になっています。

この「MUTEKI」は実際に、5ミリメートルのアウトソールを実現し、限りなく裸足に近い状態のランニングフォームで走ることが可能だそうです。

しかし、「陸王」に使われるシルクレイなどはこの「MUTEKI」にはないものです。

作者が考え出したシルクレイという新素材によってどこまでその足袋シューズがマラソンランナーの負担を軽減し、ミッドフット着地走法を実現することができるのか、見逃せないところです。

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陸王まとめ

第1話放送直後から、この足袋ランニングシューズってなに?!と話題になる程、斬新なアイディアで生み出された「陸王」。

ドラマ中ではまだまだこれから試行錯誤しながら開発が進み、ソール部分の課題にぶち当たり、シルクレイに出会うまで果てしない努力を重ねることになります。

実在するならほしい!という声が上がり、参考にしたと言われる「MUTEKI」の注目度がグングンあがるなど話題のつきない足袋シューズ「陸王」。

竹内涼真さん演じるランナー茂木が、この「陸王」によって、失った名声を取り戻せるのか、そして、「こばせ屋」の未来をつなぐことが出来るのか、目が離せませんね!

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