この声をきみにの感想・ネタバレまとめ!1話~4話の登場作品も一覧で紹介!

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この声をきみにの前半戦(1話~4話)までの感想をまとめていきたいと思います。

「この声をきみに」は、静かなブームの朗読教室が舞台になっています。

偏屈な数学科の准教授が、自分を変えていこうとする楽しくも切ないヒューマンコメディーです。

毎週朗読が織り込まれていて、その作品にも触れていきたいと思います。

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引用:https://search.yahoo.co.jp/image/search?p=%E3%81%93%E3%81%AE%E5%A3%B0%E3%82%92%E3%81%8D%E3%81%BF%E3%81%AB&ei=UTF-8#image_1

この声をきみに第1話の感想・作品紹介

竹野内豊演じる穂波孝は、人に、気持ちを伝えることが苦手な准教授で学生からも人気がありません。

子供の頃に、メビウスの帯に感動して、数学に興味を持ち、素数や交差に異常に興味を示す変わり者で、なぜ、妻が愛想を尽かして、家を出ていったのかその理由がわからない、冴えないおじさんを、竹野内豊が演じていますが、なぜが魅力的に感じてしまいました。

だらしないかっこ悪い竹野内豊が、異常に素敵に見えてしまうドラマになっています。

某テレビコマーシャルを思い出してしまいました。

孝は自分の興味ある物に対しては、子供のように純粋に喜びを表します。

偶然の素数に興奮したり、歩道橋の曲線にいい交差だと目を輝かせたり、他の人にとってはどうでもいい事を無邪気に喜びます。

なぜがそれがものすごく可愛く見えてしまいます。

孝は、「僕の心の中には、いつも埋めようのないぽっかりとした空間がある」と思っていて、心のどこかで自分の心のぽっかりが満たされる瞬間を探し続けていました。

初めて、群読を聞いて、頭の中のポッカリ空いた空間が一瞬満たされたと、孝は言っています。

「生きる」の朗読の場面は、予想以上に良かったです。

京子先生、邦夫、泰代、喜巳子、絵里の個性的は群読は流石に見入ってしまいました。

朗読を聞いたり、群読をすると言う事が身近ではないので、大人が集まって、群読をしている姿は、浮世離れした感じを受けて、最初少し違和感を覚えましたが、すっと詩の内容が入ってきて、感動を覚えました。

竹野内豊の声は、朗読にむいていると思います。

朗読作品紹介

谷川俊太郎・・・・「生きる」

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引用:https://www.amazon.co.jp/%E7%94%9F%E3%81%8D%E3%82%8B%E3%82%8F%E3%81%9F%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%81%AE%E6%80%9D%E3%81%84-%E8%B0%B7%E5%B7%9D%E4%BF%8A%E5%A4%AA%E9%83%8Ewithfriends/dp/404895718X

孝が朗読教室「灯火親」に訪れた時に、京子たちが群読をしていた詩です。

「生きる」は小学校の国語教科書に採用された事もあり、合唱曲にもなっています。

中川李枝子・・・「くじらぐも」

絵本「ぐりとぐら」や「そらいろのたね」など名作を多数書いています。

子供に以前読んで欲しいとせがまれますが、孝は、その時恥ずかしくて読めませんでした。

朗読教室から、帰ってきて1人薄暗い部屋で、涙を流しながら朗読します。

寺山修司・・・・「恋のわらべ唄」

ラストシーンの時に、京子が一人で読んでいた詩です。

寺山修司は、47歳の若さで亡くなっています。

歌人、劇作家、詩人、俳人、映画監督、脚本家、作詞家、評論家など、数々の肩書きを持つていました。

孝も、少し朗読の魅力に気づいたようです。

これから、どんどん朗読で心を癒してくれる事でしょう。

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この声をきみに第2話の感想・作品紹介

1話で、孝が朗読に少し興味を持ち始めたように、視聴者の中にも朗読の魅力にとりつかれた人がたくさんいたようです。

孝は、自分が理屈っぽいくて、自分本位な面を持っている事に気づいていない様です。

2話で、孝は朗読をもっと知りたいと「灯火親」を再び訪れます。

しかし、孝は最初から福島邦夫、磯崎泰代、柏原喜已子、河合雄一、熊川絵里と仲良くするつもりはないと言い放って、その場の空気を悪くしますが、その自覚は全然ありません。

その後も、朗読なんてと馬鹿にしつつ、必死にみんなについていこうとしますが、一向に態度は横暴です。

孝は、普段から自分では気づかないうちに、人から嫌われるような嫌味な事ばかり言ってしまうようですが、時々周りをハッとさせるほどのピュアな事を口にします。

なかなか、タチが悪い性格をしているといえます。

孝は、人に嫌われる事を平気で言ってしまうところがあるけれど、本当は、すごく純真で子供っぽい人なのでしょう。

子供の気持ちのまま大人になった感じがします。

今回は、朗読する作品は、邦夫が持ってきた「ふたりはともだち」という童話です。

孝は最初、大人が童話なんて読めるかと、バカにしていましたが、どんどん童話の世界に惹き込まれていきます。

朗読になると現れる孝の妄想シーンが、今回はとても可愛く仕上がっていました。

竹野内豊のガマくん、杉本哲太のカエルくんが、とても素敵な世界に引き込んでくれました。

子供の頃のワクワク感が甦てきた感覚を受けました。

朗読作品紹介

北原白秋・・・・五十音

朗読教室で、孝たちが発声のトレーニングに使っていたものです。

「あめんぼあかいなあいうえお」は、他のドラマでも、発声練習のシーンでよく耳にするフレーズです。

訳:三木卓・・・ふたりはともだち

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引用:http://www.ehonnavi.net/sp/sp_ehon00.asp?no=373&spf=1

孝が福島と2人で朗読した絵本です。

2人が読んだお話は「おてがみ」といいます。

以前、小学校2年の教科書に「おてがみ」が掲載されていた時期があるので、子供の頃を思い出した人もいたのではないでしょうか。

孝は、こんなに優しくて温かい絆なんて、現実にはそうそうないと言っていますが、
心のどこかで信じていたいと言う思いがあるから、生まれた物語なのでしょう。

3話はどんな物語の世界に引き込んでくれるのか楽しみです。

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この声をきみに第3話の感想・作品紹介

いよいよ、3話で、孝は妻の奈緒の本当の気持ちを知ります。奈央の孝に対する不満は、想像を超えるすざましいもので、孝は、打ちのめされてしまいます。

そして、父親にまで、「出来損ない」と罵倒されてしまう始末です。

40半ば過ぎての男なのにあまりにも、情けなくて、孝に同情したくなりました。

昔から、お父さんにあんなふうに言われていたら、ひねくれて殻に閉じこもりたくもなってしまいますね。

妻の奈緒が孝に対して「子供に合わせない」と決めつけるのは、あまりにも一方的過ぎると思いました。

奈央が、孝の声も聞きたくないと思うくらい嫌いになってしまっていても、子供にすれば父親には変わりありません。

隆は、朗読教室で、代役でカフェライブの発表会に出る事になります。

気が進まない孝でしたが、舞台に立ち、朗読をする事で、息子の教科書で見つけた「くじらぐも」を練習して、子供にきかせたいと思うようになり、ますます朗読にハマっていくようです。

孝の状況を、雨ニモマケズの詩が後押ししている感じになっていました。

竹野内豊の太い声は朗読にとても向いていると思いました、

そして、12年前教会で京子と会っていたことを思い出します。

京子は、昔辛い恋愛でもしてきたのでしょうか。

京子は、孝に対して、冷たくしたと思ったら、優しい言葉をかけたり、喧嘩越しに言い合ったかと思うとじっと見つめていたり、なんだかんだ言っても二人の距離は確実に近づいていると思うので、二人のこれからが気になります。

孝は、京子の声を「いい声だ」と気に入っています。

孝が、群読を嫌がる理由が、妻、奈緒との口喧嘩を思い出すからのようでした。

群読の声の重なり部分が、奈緒との言い争いを思い出させて、嫌でたまらなかった孝の気持ちがなんとも言えません。

朗読作品紹介

雨ニモマケズ・・・・宮澤賢治

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引用:http://www.ihatov.cc/monument/034.html

孝が、イヤイヤながらも、ピンチヒッターで参加したカフェライブで、みんなの前で群読した詩です。

宮沢賢治は、風の又三郎や銀河鉄道の夜などが有名ですが、童話集「注文の多い料理店」を自費出版しています。

「雨ニモマケズ」は、宮沢賢治の代表的な詩として広く知られています。

月夜の浜辺・・・・中原中也

朗読教室で、河合くんが読んでいた詩です。

穂波も大学に本を持参して読んでいました。

孝は、3話でも、相変わらず空気が読めずに、自己主張ばっかりしています。

端から見てる分には面白いけど、相手にしている人は頭に来てしまいますね。

でも、少しずつ変わっていこうとしているところがわかりました。

京子に、なぜくじらぐもが読みたいのか、理由をはっきり伝え、自分に自信がないという事も素直に言えてました。

孝が素直になるとなんだかすごく嬉しくなります。

ちょっとたけですが、孝成長している感じをあけました。

うまく「くじらぐも」が読めるようになるのでしょうか。

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この声をきみに第4話の感想・作品紹介

孝がやっと子供たちを前に公園でくじらぐもを朗読する事ができました。

孝にとっては、くじらぐもの世界は、非現実な世界なので、どうしても「くじらぐも」に描かれる風景を想像できない為に。孝の想像上のクジラは機敏に動かす事ができません。

公園で朗読した時の、孝の唐突な声のデカさは、不器用な人が頑張っている感じが伝わってきて、頑張れと応援したくなりました。

油断するとちょっとウルッときちゃう感じで、惹きつけられました。

孝は、子供の前で、朗読する事で、やっと、自分の無神経さに気づき、奥さんをどれだけ傷つけていたかということに気づきます。

孝は心のなかで、「今だ動け! クジラ!」と願うと、孝の想像上のクジラは、大きな体をついに動かして、たいそうや深呼吸をします。

空を飛ぶ大きなくじらぐもになんだかものすごく感動を覚えました。

孝が、やっと気づいた奈緒の気持ちを、娘の舞花は、ずっと前から気づいていて、母の気持ちを思いやり、母の立場を思いやれる、想像力の豊かな優しい女の子です。

孝も妻の気持ちを、初めて想像しようしている姿が印象的でこれからも孝を見守っていきたいと思えました。

しかし、娘の喘息に気づいていなくて、真面目に聞き返していたところは引いてしまいました。

知ってて当たり前の事を気づかないで生活できるという事は余程な事です。

京子の事は謎に包まれているままです、

京子に、非通知の電話がかかってきて、京子は電話に出た瞬間あわてて電話を切って、その場にしゃがみ込みます。

彼女の過去そして現在には何があるのでしょうか。

その日、朗読教室に京子から電話が来て、孝は電話越しに、京子の声を聞いた時「電波という空間を通して聞くと先生の声はいつもと違って聞こえる」とつぶやきます。

それを聞いた京子は「ああ、そうですね。顔が見えないから」と言ったあと、ハッとした顔をして慌てたように電話を切ります。

一体何が起こったのか来週がとても気になります。

孝は、京子に何か起こっている事を気づいたのでしょうか。

朗読作品紹介

森鴎外・・・・山椒大夫

冒頭で、福島さんが読んでいた本です。

「安寿と厨子王」の伝説を、森鴎外が小説化したものになります。

くじらぐも・・・中川李枝子/絵:柿本幸造

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引用:http://www.maplewalnutscafe.com/nonko_privatepage/kujira.html

公園で子供達に孝が朗読した童話です。

空に浮かぶ雲のくじらを想像する事ができず悩んでいた孝でしたが、当日、孝の想像の中で、くじらは大きく動き出します。

中川李枝子さんは、1935年生まれ。絵本「ぐりとぐら」で知られる児童文学作家です。

次の回で、京子と孝の関係に何か変化が起こりそうな予感がします。

また、素敵な朗読の世界が見れるのでしょうか?

それでは、前半戦はここまでとさせていただきます。

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