黒沢久子のおすすめ作品は?脚本家としての彼女の活躍に迫る!

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10月スタートの月9ドラマでは、篠原涼子が主演を務める「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?」が放送されます。

脚本は、黒沢久子が担当ししています。

地上波での連続ドラマの脚本を担当するのは今回が初めてですが、女性の心の機微をリアルに描くことに定評がある脚本家です。

これまで映画やネット配信ドラマを多く手掛けてきたため、知らず知らずのうちに作品を見たことがあるという方もいらっしゃるのでは?

今回は、異色の経歴を経て脚本家となった黒沢久子のプロフィールや、過去に担当した作品をご紹介します!

黒沢久子はアナウンサーから脚本家になった異色の経歴!

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(引用:http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-1065.html)

大学卒業後、黒沢久子はすぐに脚本家になったのではなく、新潟テレビ21でアナウンサーを務めていました。

3年間勤務した後に退職した後は、ワーキングホリデーでカナダに渡っています。

旦那さんもカナダ出身の方だそうで、この時に出会ったのかもしれませんね。

脚本家という仕事に興味を持つようになったのは、その後日本に帰国してからで、シナリオ講座を受講し、現在は季刊誌『映画芸術』の編集長を務める荒井晴彦の助手として脚本家活動をスタートしました。

黒沢久子は、アナウンサーから脚本家という異色の経歴を持つ脚本家です。

社会人としての経験や、海外で過ごした経験は脚本家としての幅を広げていることでしょう。

アナウンサーの経験を生かしてか、映画などの試写会のトークショーでは、聞き手役として登壇することもあります。

自身が脚本を担当したタナダユキ監督の『ロマンス』では、最初のシーンに出演し、セリフもありました。

脚本家という枠を超え、幅広い活躍をしている方なので、もしかしたらひょんなところで見かけたことがあるかもしれませんね。

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人のやさしさに触れたくなった時におすすめの作品『誘拐ラプソディー』

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(引用:http://cineref.com/kaiken/yukai.html)

荻原浩が書いた同名の小説を映画化した人情コメディです。

◆『誘拐ラプソディー』のストーリー紹介

前科者で借金に苦しむ中年の伊達秀吉は車内で自殺を図りますが失敗に終わります。

しかし、その車には家出少年の伝助が忍び込んでいました。

伝助の誘拐を企て、家族に5千万円を要求しますが、なんと伝助の父親は暴力団の会長でした。

後に引けなくなってしまった秀吉ですが、伝助も家に帰りたがらず、むしろ誘拐方法に指示を出し、秀吉の危機を救います。

人生をあきらめた中年男と、親の愛情が希薄で、犯罪者を手伝う少年が、協力し合うことできずなを深め、お互い成長していくストーリーです。

◆黒沢久子の描くコミカルな会話劇がステキ

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(引用:http://nebamiki.blog2.fc2.com/blog-entry-10.html)

誘拐した子供の親がやくざという最後まで目が離せない絶体絶命な展開と、誘拐犯の中年男に指示を出す誘拐された子供というコミカルな展開。

2つの正反対な要素が交互に繰り出される緩急のあるシナリオがこの作品の魅力です。

それを可能にしているのは、秀吉と伝助の会話の巧みさ。

特に、伝助の母親との電話で伝助の成長ぶりを嬉しそうに語る秀吉のセリフは絶妙です。

ファミリー映画が好きな方におすすめの作品「お父さんと伊藤さん」

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(引用:https://blogs.yahoo.co.jp/johnny_a_depp2001/64944809.html)

原作は中澤日菜子の同名小説。

心温まるアットホームな物語です。

◆「お父さんと伊藤さん」のストーリー紹介

同居していた息子夫婦の家を追い出された74才の父が次の住みかとして選んだのは、34歳でフリーターとして自分のやりたいようにマイペースに生きている娘の家でした。

娘の彩は20才年上の彼氏・伊藤さんと同棲していたため、3人の奇妙な共同生活が始まりました。

しかし、突然の展開に、3人の心はすれ違ってしまいます。

毎日のハプニングを乗り越え、少しづつ打ち解けてきた3人でしたが、置手紙を残し、突然父が行方不明になってしまいます。

そして、父が彩たちの家に来た本当の理由が明らかになります。

◆父と彩、彩と伊藤さんの関係の変化が心地よい作品

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(引用:https://blogs.yahoo.co.jp/lechatnoir1896/14720642.html)

3人のユーモアあふれる会話の掛け合いが絶妙で、物語に引き込まれます。

しかし、父と娘の確執も描かれ、決してきれいごとだけでは片づけられないリアルな親子関係が描かれています。

現代という時代を生きる家族の形や関係を描いた作品として評価されていますが、黒沢久子の脚本は彩と伊藤さんとの関りも大切にしています。

シナリオは、彩がコンビニでバイトしている伊藤さんを見かけ、「負け犬」と感じるシーンから始まります。

そして、父親とのかかわりを経て、伊藤さんがしっかりとした頼りがいのある男であると彩が知るシーンで終わります。

始まりと終わりがしっかりと呼応し、後味の良い作品になっています。

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アラサー女子におすすめの作品「東京女子図鑑」

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(引用:http://www.ikkokazuyuki.com/tokyo-girls-book)

Amazonで独占配信されている全11話の連続ドラマ「東京女子図鑑」。

Webサイト「東京カレンダー」で連載されていた同名の小説を映像化した作品です。

◆「東京女子図鑑」のストーリー紹介

就職を機に地方から東京に出てきた綾が主人公で、水川あさみが演じました。

初めはアパレルのおしゃれな会社に就職した綾が、年齢を重ねるにつれて、職業も住む街も付き合う男性もどんどんランクアップしていくストーリーです。

仕事もバリバリこなす大人の女性として自立し、23歳で上京した際は三軒茶屋、28歳で恵比寿、31歳で銀座、34歳で豊洲、37歳で代々木上原と、次々と住む街を替え、一度は結婚もした綾でしたが、それでもどこか満たされない自分を感じています。

ライバルや友人、上司など東京の上流階級で暮らす様々な女性が登場し、女性にとって何が幸せなのかを考えさせられる作品です。

https://twitter.com/rui__21/status/893994531850522625

https://twitter.com/miumiu_med/status/891977453853450240

◆女性たちそれぞれの立場を活かした鋭いセリフが見どころ

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(引用:https://twitter.com/shop_clelia/status/827483235735134208)

「東京女子図鑑」の魅力は、登場人物それぞれの鋭いセリフです。

原作は主人公・綾が一人称で独白する小説でしたが、ドラマでは様々な立場の女性が登場し、綾の姿も客観的に描かれます。

上手くいきすぎる展開にイライラすることがあっても、面白いので見るのをやめられません。

いい仕事、いい男を見つけ、調子に乗っていた綾の梯子が辛辣に外されるシーンもきちんと描かれるのが女性脚本家ならではです。

田舎出身の劣等感からくる青天井な東京への憧れ。

ライバルには負けたくないという女性同士の張り合い。

そして、仕事も恋も普通のものでは納得できず、より良いものを求め続けてきたけれども、この選択は正しかったのかと揺れる、女性の悩みが詰まったリアルな作品です。

ドラマとは一味違う黒沢久子を知りたい方におすすめ・ウルトラマンシリーズ

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(引用:http://cosmic.hatenadiary.jp/entry/2016/09/17/%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%96_%E7%AC%AC%EF%BC%91%EF%BC%91%E8%A9%B1_%E5%A4%A7%E5%A4%89%EF%BC%81%E3%83%9E%E3%83%9E%E3%81%8C%E6%9D%A5%E3%81%9F%EF%BC%81_)

特撮作品についてはほとんど知識がない黒沢久子は、メジャーな怪獣すら知らずに周囲から驚かれたこともあるほど。

しかし、日本に空前の怪獣ブームを起こした大伴昌司の遺品を譲り受けたことから、ウルトラシリーズ初となる女性のシリーズ構成メンバーに就任しました。

シリーズを良く知らない脚本家だからこそ、新しい視点で描くことができます。

https://twitter.com/shingo_0129/status/593755834825383937

黒沢久子が描く未知の世界や、良い意味でのウルトラシリーズらしくない展開が斬新だとファンの間でも脚本家として信頼されるようになり、黒沢久子の担当回とわかると、楽しみという声が上がるほどです。

とくに、2016年に放送されたウルトラマンオーブの第11話「大変!ママが来た!」と、その続編である第12話の「黒き王の祝福」は、大変面白い“神回”としてファンの間で話題になりました。

第11話は1話の中で前半はコメディ、後半はウルトラマンが敗北するシリアスと、充実した展開となり、目を離すことのできない回でした。

第12話は強敵を相手に、11話の伏線をしっかりと回収しながら勝利を収める熱い展開となりました。

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まとめ

今回は脚本家・黒沢久子のおすすめ作品をご紹介しました。

登場人物の性格や立場に合わせた会話が得意で、コメディとシリアスの展開を絶妙なバランスで混ぜることのできる脚本家です。

10月からスタートするドラマ、「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?」の脚本も黒沢久子が担当します。

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(引用:https://news.walkerplus.com/article/121815/)

篠原涼子演じる40代の主婦が市議会議員選挙に出馬し、ママさん議員を目指すお話。

普通の主婦が世の中の不条理を指摘する姿は、女性であり、主婦であり、女性の心の機微を描くことに定評がある黒沢久子だからこそ、リアルに、ユーモアも交えて作られることが予想できる作品です。

毎週放送が楽しみになること間違いなしですね!

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